日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

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 いつも自分に足りないことを思っている。自分が今とっている行動は何なのか、自覚したいと思う。意識が曇っている性で、目の前のことが一瞬何がなんだか判らない。そして後になって気がつき後悔する。自分はまさに窮屈な人間だ。
 昨日、雨の午後、息子を連れて床屋さんに行き、自分も坊主頭にした。息子は先に終わってひとりで家に帰り、自分も終わってひとり家に向かって歩きながら、デジカメのモノトーンで写真を数枚撮った。大したものを撮れるはずもないが、思った通り大したものも撮れないまま家に着いた。もう四時を過ぎていた。すでに日曜の夕方だった。明るいうちに風呂に入り、夕飯を済ませ、夜も早々に寝た。夜中、何度か目が覚めた。目が覚める度に思う。今とっている行動を自覚しなければと。できるかどうかは判らないが、それこそが生きている意味だと。