日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

めでたくもあり、めでたくもなし。

下は、1月5日に撮った写真。

夜明け前の時間、曇りの予報が実際は小雨が降っていた。傘をさしながら、三脚を立てて撮った。前日と同じく、志ん生の高座録音を流しながら歩いた。落語はクマやイノシシ除けには、いいかもしれない。なんせ、お客大勢の笑い声も響いているから。

雨で暗闇の中なのに、それはそれはいい時間だった。

没頭できる自分の時間は、自分がどこに行くのかわからない、それが面白い。最近は落ち込むような無駄な時間も少ない気がする。休みの日が楽しいものだから、お勤めの時間はなかなか面倒くさい。お金の束縛から、解放されないものか、人間は。