何となく考えていたことが自分の頭の中にあったのだけど、今朝、雪が降っているのを見たら、それは消えて無くなってしまった。
雪が降れば、必ずそれを撮る。
雪景色ということではなく、雪が降っているという様を撮る。
今朝のEテレ『新日曜美術館』で放送された、写真家ソール・ライター。
名前と表紙の写真以外はほとんど何も、僕は知らなかった。
ただ、女性的な写真という印象は持っていた。でも違った。男だった。
僕は天邪鬼だから番組を見たからといって、共鳴はしたくない。ただし、共感するところは、ある。
声高に言わないし、写真をそのための道具にしない、
写真に容易く感動もしないし、失望もしない。
そんな感じのこと。