日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

わからないから、面白い。

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夜明け前に起きて岡崎京子原作の映画『チワワちゃん』を見る。

最後に出てきた「クマちゃん」役の松本穂香を見て、なんだか、ホッとした。

殺伐とした空気の東京は、田舎者の僕にはしんどい。

寅さんみたいのならいいんだけど。

浅野忠信の演じたカメラマンも、めっちゃ嫌な感じ。

世間に踊らされてる感じで、馬鹿みたい。

 

写真家は全身で考えながら、瞬間の「無」の中で写真を撮っている。

余計な意味や物語を考えてない。

写真を撮った時の最後の一ミリの無意識で、その写真に写るものは天と地ほど変わってくる。

そして、写真になった時に初めて、その写真の在り方を理解する。

写真の最終的な対象は、目に見えないものだと思う。

何が撮りたいのかなんて、わからない。モチーフはあっても。

鈴木清順が言ってた「わからないから、撮る」という言葉は、本当にその通りだと思う。

そんなことを考えながら、街を歩いた。

17,935歩