日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

きのう。

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昨日。

ちょっと面倒だったバイクの修理をバイク屋さんにお願いして今日いちばんの用事を済まし、そのあとは自由な時間。

蕎麦屋さんで一人お昼を済まし、あとは思うままの方向に歩いて撮影する。

12,437歩で161カット。

時折り大型書店や大小のレコード屋さんに入り、何か自分のためのお土産を探してはみるものの、とってつけたようなものしか見つからない。

衝動買いできるようなお金の余裕がないものだから、余計に力が入る。

 

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たいして撮れた感はないもののキリがないのでカメラをカバンにしまい、バスに乗る前に四条の十字屋に初めて入ってみる。

地下の売り場を歩いて最後のアナログレコードの棚で、レイ・ハラカミの『unrest』を見つける。新しいジャケットのやつ。 ああ・・。

見つけてしまった。

 

¥5,500なり。なかなかな値段だ。

今プレスされるレコードは値段が高い。これを重量盤というのか、知らんけど。 

僕は大概、中古レコードしか買わない。

そんなことは、まあいい。

 

もし僕が、結果はどうあれ、今も写真を撮り続けてなかったら、僕にはこれを買うことができなかった、そう思う。そんな気持ち、わかってもらえるだろうか?

 

でも昨日の僕は心のどこかで、彼の音楽が欲しいと思っていた。

もちろん、これまでのアルバムは全部ではないが、ある程度は家にある。

旧『unrest』のCDもその一枚。 妻が購入したものだけど。

 

だけど昨日は、新たに何か欲しかった。

レジで手に入れた『unrest』をモタモタとしながら、よそのレコード屋『Joe's Garage』のビニール袋に入れた。

レコード屋『Joe's Garage』は銀閣寺にあった頃、原神に教えてもらったお店だ。いつ頃からか四条大丸の近くに移転しているけど。

 

『Joe's~』を原神に教えてもらったその後、琵琶湖疏水沿いの道を自転車で二人並んで走った風景は今も脳裏をかすめる。それはたしか、夜だった。

この道は今も僕の通勤の道となっている。

 

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