日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

あいまいさ。

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言いたいことを上手く口にすることができない。毎日。

言いたいことと言ってしまうと主義主張っぽくなってしまうが、そうではない。

そうじゃないんだ、ということ。

あいまいさをなくし、そこから先のことは切り捨てたという言葉には、どうやっても勝てない。その場面では。

でもね、それはやっぱり、何か違う、のだ。

たいしたことではないが自分には呑み込めない言葉を前にし、何故僕はそれを受け入れることができないのだろう、昨日の夕刻からずっと考えてた。

最初は、たいしたことではないはずだったけど、一度考え始めると、たいしたことになってしまう。 深夜から目が覚めてから、再び眠れない。

 

この2〜3日、高田渡を聴いたり、ETVで録画した清水眞砂子さんの番組を見たりしている。

なんか、自分の中のどこかで、そういうことになっている。

 

 

さっき清水さんを検索したら、「きちっとして間違いがないなんて偽物だ」という言葉に出会った。これは清水さんの言葉ではなく、鶴見俊輔さんが受講したA.N.ホワイトヘッドさんの最終講義の言葉だそうである。きちっと書いとかないといけない。

それはともかく、この言葉には救われる。

こういうことを知ることが嬉しいから、「わからない」は面白い。

ビジネスの思考だけでは、いずれ誰も幸せを失うことになるんじゃないかしら。

のんびり行きたい。こころぐらいは。

 

 

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