昨日は帰りが明け方近くだったので、正月休み初日の今日は、夜明けの撮影は休みにした。一日中家で過ごす。
録画してた映画を2本、『バベットの晩餐会』と『リバー・ランズ・スルー・イット』を観る。
『バベットの晩餐会』はデンマークの映画。何の知識もなく番組表の情報を見て直感だけで観たのだけど、本当に良かった。
先にこれを観て、その後に観た『リバー・ランズ〜』でこの作品の後味が上書きされてしまったのでもうこの映画のことを言葉にすることができないけど、とにかく良い映画だった。
『リバー・ランズ・スルー・イット』は劇場公開時に観ている。今回二度目。
ロバート・レッドフォードの監督作品は良いと以前に聞いていたので、『ミラグロ』などもそれ以前に観ている。久しぶり観ても、やっぱり良かった。ただ、他人ごとにはなれない痛々しさも感じた。
批評は書いても仕方がないから無理をしてまで書かないが、フィルムで撮られた映画は、やっぱり「映画」を感じさせてくれる。
画を見るだけで、ワクワクさせてくれる。カメラの前に実際にその世界が存在していることをフィルムで撮るシンプルさ。今日みたいな映画の体験をたまにはしないと、自分自身が迷子になりそうな気がする。