家でじっとしていたいような、想うままにフラフラと歩いてたいような、そんな日曜日。
冬はダメだ、気が滅入る。
午前中、この前植えたスイセンの鉢の残り二つを、玄関先の日当たり良い場所に移した。やっぱり陽が当たる場所に置いておくと、まだ芽だけだが心なしか元気に見える。それが微かな喜び。
午後、タワーレコードからの帰り道に、198カットを撮影。上の写真がそれ。
できれば先日録画した映画も観たかったけど、たぶん今日は無理。
あ、そう言えば今週は、西川美和監督の『すばらしき世界』を観た。
期待してた映画。録画した翌日、真っ先に観た。近々、もう一回観る。
六角精児さんはいいよねえ。
絶版になっていた原作『身分帳』を読んでいたというのが、ホロリとさせられる。その対談を読んで、僕も原作を読んだもの。
キャストの方みんな良かったけど、僕は北村有起哉という役者さんが好きだ。北村和夫さんの息子だったと思うんだけど、何か感じがいい。
感じがいいというのは、感じが悪い自分にとっては羨ましい限りだ。僕もそういう人になりたかった。でも才能が無かったのだね。
あと、白竜とキムラ緑子の夫婦役は圧感。笑ろてまうぐらいの説得力。
いい映画は、思い出すのも楽しい。
それで気分も、少しは晴れる。物語の効用だ。