日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

センチメンタルな京都。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そろそろ、このシリーズの撮影もまとめの時期に来た。 

 

 今朝撮った最初のカットは、ショーウィンドウを飾る『京都』という金の文字。 そんなんでまとめになるのか、と思いながらも、とりあえず、これはこれでちゃんと撮る。 

 

 五条通を川端から東山通りへ歩き、そこから北へ。 祇園を通り抜けて、三条河原町へ。 今朝は京都らしい通りで撮影。 でもやっぱり「いかにも京都」的なものは選ばないし、選べない。 

 いつもは北から南に向かって歩くのが多いけど、今朝は南から北へ向かって歩き、後半に朝陽の当たる祇園を歩く。 これ、案外、初めてかもしれない。 そんなこともあって景色は随分変わって見えた。 ただし、撮った写真が良いかどうかは別だけど。

 

 

 その後、三条通りを歩いているうちに、高校1年生・冬に遊びに来た京都の感覚が甦ってくる。  友達の誘いで、映画『トップガン』(1986)を見に来たのだけど、当時上映してた「東宝公楽」は、この三条通りにあった。  

 この場所以外は当時の状況と今朝の状況はまったく違うけど、センチメンタルな気分になったことには間違いはない。 そして夜明けの閑散としながらも、キラキラした街の景色は、頭の中に『ムーンリバー 』を再生させるのである。 

 いわゆる、憧れですな。  このムーンリバーという音楽 は、僕はたぶん一生好きでいられると思う。 

 

 

 

 

 

 

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