日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

孤独の発明。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 訳あって、休日。

 

 朝から展覧会の準備をやって訳がわからなくなったら、用事ついでに外を歩く。 

 

 バスや電車はなるべく使わない。 孤独でのんびりした世界。 自然な時間の流れに身を任せる情緒の世界。 今を生き、そしてこの先のことを想う。 

 今の時間とは、この世界とは何なのか。  僕が見る目の前の世界が、また少し変わってしまった。 もう戻れない。

 

 好きなことを好きなようにやる。 この数日、いろんなところからそれが聞こえてきた。 誰かの孤独と同じように、僕も僕なりの孤独を抱え、今を何とかする。 楽しくはないが、そこに重心をかけて、自分の中の何かを発明する。 

 

 雲が流れ、人とすれ違う。 光がさす。 雲が覆い隠す。 夜がきて、また朝を迎える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日のタイトルは。ポール・オースターの小説から。 20年ほど前に読んだ。 

 本棚から文庫本を取り出すと、その年月を感じる劣化ぶり。 本は、カバンに入れて持ち運ぶと、すぐに汚れて、へなへなになりますな。

  

 しかし、今でも惹かれるその内容と、このタイトル。 小説家の仕事は、恐ろしくも惹かれてしまう自分がいる。 

 

  

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