日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

自分にいま、何が見えるのか。

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 NHK FMの聞き逃しで今日から1週間聴くことができる、『ウィークエンドサンシャイン バート・バカラック追悼特集』を、今聴き終わった。 興味のある方は、聴いてみてください。

 

 

 今日の天気はいまいち。 鬱々と酒でも飲んでいたい気分。 飲まないけど。 やらなければいけないことが、何だか手につかない。 でも、時間は伸び縮みしないで当たり前に過ぎていく。 もどかしい。

 

 先日の『いいいじゅー』は、滋賀県長浜市の女性8人。 雑誌の出版というのだから驚いた。 うちの田舎の湖北にもこんな人たちがやって来たということに驚く。 若くて元気で。 

 

 誰しも自分のことは判らないように、自らの故郷のこともよく判らない。 ふるさとは遠きにありて思うもの、だから。 

 先日に書いたけど、僕の生まれは、その8人が移住した長浜市の中でも一番北の余呉町というところで、基本雪が多い土地。 いつからだったか、長浜市に合併された。

 どこであれ雪国の冬というものは、独特な侘しさと静けさを持っている。 僕の脳裏にも、その静けさと侘しさが焼きついたまま、ずっと離れることはない。 

 長く京都に暮らして年に数回の帰省すれば、離れてこその写真的発見はそこかしこに見つかる。 でも、冬の天気がどんよりする時間は、今も苦手だ。 心が滅入る。 

 雪でも降ってくれたらまだマシだけど(程度によるが)、強い雨風やあられなどが降る日は、もういたたまれない。 何でもいいから、都会の空気が欲しくなる。 身も心も、明るくしたくなる。

 「わびさび」 という文化も、都市部からの異なる視点によって生まれたもので、土着の発想からは、それは生まれないと思う。 

 「違った土地でも生きれる」というたくましさを持った8人には、僕も見習わなければいけない。 

 何なら、その8人のお世話になれないかしら・・・なんて、ぼんやりと思ったりしてます。

 

 

 以下は、昨日撮った写真。 無我夢中で、何がいいんだかよくわからないけど、とりあえず撮り終えてスッキリしました。