日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

落ち込まないで、刺激的に。

 

 

 いま、午後8時だけど、すでに眠い。

 

 今朝は雨がザーザーと降ってたから、お昼前にちょっと散歩した以外は撮影には出ず、家で展覧会の準備をした。 

 朝7時から始めた文章も、これじゃ駄目だ、で一度書き直し始めると、文章の核となる部分や面白みを見失い、終いには頭がおかしくなってきたので書くのをやめて、お昼からは、展示作品のインクジェットのプリント作業に切り替えた。 

 やっぱり作品のプリントは楽しい。 写真の写りが思ったよりいい感じで、やっぱり写真はプリントしてナンボだとあらためて思う。

 

 作業しながら、BSで録画していた映画『ひまわり』をみる。 

 ホントに作業しながらだったから雑な映画鑑賞ではあったけど、作品の良さはちゃんと伝わってきた。 たぶんソフィア・ローレンの出演映画を見たのは初めてな気がする。 マストロヤンニはフェリーニの作品でおなじみだけど。 画面も好みの感じで、ホント良かったです。 

 しかし昔も今も、誰が好き好んで戦争をする道を選ぶのか、いい加減に考えを改めてくれることを望む。   

 

 

 

 

 

 

 『ひまわり』を見た以外にも、家にいると、常に音楽や映像などを流していたくなる。 気分が落ち込まないで、自分の創作意欲を刺激するためにも、何かを流しながら作業する。

 

 昨夜は、BS1柄本明の番組の再放送を2本やっていて、亡くなった鮎川誠との対談と、最後の講義 を、今日午前中に見た。 2つとも、見るのは2回め。 

 柄本明の芝居の話は、表現全般の本質につながるような重要なことのように僕には思える。 頭が悪い僕には肝心なところまで考えが達しないが、その揺さぶられ具合はゾクゾクと刺激的なのである。

 

 あと、細野晴臣は、常に安定株。 いつだって心が穏やかになり、かつ刺激的。 今日は大竹伸朗親子がゲストで出演したFMラジオ番組のYouTube、それと録画保存している映画『NO SMOKING』の2つを、見聞きした。 

 

 それから、大竹伸朗YouTube動画も、細野晴臣と同じく、心の安定と刺激を得るには最適。 この1週間は、少し前に買った16年前の展覧会『全景』展の図録も眺めたりしている。 

 めちゃめちゃ分厚くて重い図録だから・・・というのは言い訳だけど、ゆっくり作品を見たり、文章を読んだりは、手に入れた後もなかなかできなかったりする。 

 いや、これに限らず、図録の文章って、なかなか読めなくないですか? 

 

 上の3枚めの写真は、図録の『ニューシャネル』のページを開いて撮りました。 こういう写真は、問題ありで駄目なのかな?  ま、upするけど。 複製や複写じゃないから。