日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

最初のプリントを見る。





6×7ネガを、2L判でプリント。
ほぼ1年前に撮った写真を、はじめてプリントする。

個人的な感情が流れ去った後で、客観的に写真を眺める。

2日間続いた雪空が晴れて、朝陽とともに、はじめて姿を見せた富士山は、圧倒的にきれいだった。
山脈とかじゃなくて、ただひとつボコンとそびえる富士山は、あまりに写真になりすぎだ。

そんな時、僕の頭の中では決まって、「フッジッサーン、フッジッサーン、タカイゾ、タカイゾ、フッジッサーン」と、電気グルーヴが鳴り響くのである。