日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

2019-01-01から1年間の記事一覧

もうすぐ、来年がやってくる。

大晦日。 自分のペースもつかめずに時間を持て余し、お昼の外食が当たったのか、胃腸までもがおかしくなった。 そんな中、これからの人生ならびに時間の使い方を考えると、この先は忙しいんだか暇なんだか、よくわからない。 昼間BSテレビで一瞬見た『インデ…

無題 ( 2019 . 12 . 30 ) 

年末年始の波風

一年の締めくくりのシーズン、必要以上の酒量と心の中で起こる波風は面倒臭い。 別に酒癖が悪いわけではないけど、言わなけりゃよかった、だとか、あの態度は違ったな、とか、後で自己を嫌悪したりする悪い癖が僕にはある。 もういい加減やめにしよう。身が…

ちょっとだけ、スティーブン・ショア。

違う街なのに、気分は同んなじ。

時々ある外灯以外にほとんど灯りはなく、すれ違った自転車の人の顔も性別もわからない。夜が明けたのは6時半くらいだったと思う。 Googleマップの地図を見るには見たが、撮りたい何かがそこにあるのか保証は無い。 5時半頃に歩き出し、結局1時間近くは歩いた…

違うのに、同んなじ。

違う場所に行っても、撮る感触は同んなじ。 気がつけば、今ここがどこなのか、忘れてしまったりする。考えないとわからない。 その先に何があるのかわからないまんま、夜明け前に真っ暗な海沿いの道路を歩いて、セブンイレブンの看板を見つけた時にはホッと…

眠いけど、まだ起きていたい。でも疲れた。

今日考えたことと、今日撮った写真。

朝、7時半。 結露をふき取ろうとして窓ぎわに置いた「ぞうきん」が気になって、撮ってみる。意味は無いけど、良く写った。 こういう意味を突き放して撮ったシリーズができないかと思ったりする。 本屋さんで『死とは何か』という言葉が目に入った。とっさに…

静かな日

冬、12月に入ると、辺りは途端に静かになる。 ピンと張り詰めた空気。日も暮れるとどこもかしこも他人の風景になる。 年末年始は一里塚、なんだか面倒くさい季節。 人には節目や区切りは本当に必要なのだろうか。

人は自由に。

ONETEAMって、イヤな言葉だなと思う。ラグビーの場合だけにしてもらいたい。 危うい言葉だと思う。 TVを見てたら「今は戦前だという意識があるか?」と誰かが言っていた。 ONETEAM。心を一つに・・・。 そういうのは、僕はひいてまうねん。

続マシュウとマリラ 

アン・シャーリーの話すことに対して、マリラが「やれやれ」と返事する。 マリラは真っ当な大人だから、そう返事する。 アンの話すことには、いつでも付き合ってはいられない。 でも、アンのいない生活は、もう考えられない。 高畑勲は『赤毛のアン』をユー…

マシュウとマリラ

マシュウとマリラは『赤毛のアン』のこと。 もっとも僕の場合はモンゴメリではなくて、高畑勲の「アン」のこと。 さっきも録画したのを観てた。 もう最終話まで放送はされてて、観ようと思えば続けて観れるのだけど、どうも一つずつしか見れない。 一つ見終…

無題 ( 2019 . 11 .24 ) 

学問ヲススメる理由って何?

人が学ぶということは、どういうことだろう? 同じ間違いを繰り返している人は、本当に何にも学んでいないのか? 今は、「そうだ」と言えない自分がいる。 他人事だと突き放せば言いたいことも言えたりするだろうが、今は言えない。 「・・・・・・・・・・…

動物園にて。

ああ、『太陽の塔』。

そこに行けば『太陽の塔』がある。だから行くよね、時々。 不思議なわくわくと満足感が得られるから、楽しい。

無題 ( 2019 . 11 .16 ) 

空が青い。

神のみぞ知る。

好きな音楽を真面目に聴こうとすればするほど、自分の頭は違うことを考えていたりして、気づけば時間だけが過ぎていたということはよくある。落語だって同じ。 聴くというのは案外むずかしい。 手先に集中してて心が空っぽの時の方がよほど頭に入ってきやす…

無題 ( 2019 . 11 .4 ) 

評論してても仕方がない。

もう少し『つげ義春』のことを書いてみようとチャレンジしたけど、ダメだ。 評論しても仕方がない。自分には合わない。 ただ、ちくま文庫のつげ義春コレクションシリーズの表紙デザインは、とても良いと思う。つげさんの絵の凄さがうまくデザインされている…

現実も在るがままに直視すると無意味になる。

「あるがまま」という言葉が重要だった。 つげ義春いわく、夢はさらに無意味を実感させてくれるので、リアリティとは無意味によってもたらされるのではないか。 写真に写るものはリアルで無意味だから、「現実」が浮き彫りにされる。 それはウジューヌ・アジ…

現実を直視すると意味は無くなる。

つげ義春の漫画が自分の記憶から消え去ることは、この先もけっしてないと思う。 この前読んだのは、『李さん一家』。今はこれ。 つげさんは自分の作品から意味を無くしたいという。 作品を作りながら、意味は無くす、自分にはそんな経験はない。 シュールレ…

無題 ( 2019 . 10 .20 ) 

どうにかなるさ

どうにかなるさ、かまやつひろしの歌の題名から。最近、聴いている。 どうにかなるのか、どうにかなってしまうのか、天災に人災・・・・この世の中は、とニュースを見ていると思ったりする。 でも、なんとなく最初から分かっていたこと、という気もする。 そ…

観光写真、奈良公園にて。

台風19号のおかげで旅行は無くなったとはいえ、少しは旅行気分を味わいたい、だから奈良に行こうよ、と家族に提案して、案は採用・・・で、出かけた。 当然、写真は撮るのだけど、できるのは観光写真。 こういう場合いつも思い出すのは荒木経惟・荒木陽子の…

それはそれで幸せ。

三連休の旅行も台風のせいで結局キャンセルし、今日は一日中家にいた。 どうせ出られないならと以前から画策していた部屋の模様替えを家族に説明し、いざ始めたら、正午にはほぼ終わった。すっきりとした気分になる。 子供の年齢とともに家の中を変える。そ…

写真には、何が写るのか?

昨日の帰り道に見た風景を求めて、日曜日の今日、歩いてみると・・・・。

朝が来る。

目が覚めてTVをつけると、小津安二郎の『浮草』をやっている。カラーのやつ。 人の声を聞いて、ホッとする。 寝てる間の暗闇の中では、夢を見てても、心細いものだ。 5時を過ぎても、まだ外は暗くて、そのくせ涼しくもない。 表に出れば、蚊に刺される。落ち…

あるものしかないし、無いものは無い。

昔から作られたものの中身のことで、話がしたかった。映画や音楽なんかの。 世間話の考えは無かった。 順序を経た会話を全く意識してなかった。自分しかなかった。 まあ、仕方がない。構わない。 自分の中にある謎のものを受け入れて、それに正直でいるしか…