日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

読んでいる。3 「村上春樹」

20年の歳月が過ぎても、本という「物」はその時間を感じさせない。 いつもそこに在る。今月の新刊! その中の安西水丸さんの1枚。 中心がなくて、無駄なものを削ぎ落とした1枚。 こんな感じのものに魅かれる。 ランゲルハンス島の午後 (新潮文庫)作者: 村上…

読んでいる。2 「村上春樹」

24年前、初めて読んだ「村上春樹」。 雑誌『アルバイトニュース』に連載された、短いエッセイをまとめたものの、文庫本。安西水丸さんの挿絵も、心地いい。 学生時代の引っ越しの話だとか、当時18歳の僕にはとても興味深かい1冊だった。 村上朝日堂 (新潮文…

読んでいる。1 「村上春樹」

買ってから、ずっと読まずに枕元に置いといた。上・下巻とも。ふと、それぞれ赤と緑にデザインされたカバーを取っ払ってみたら、 自然と読みはじめた。読んでいる本がある、という時間は、とてもいいですね。下は、僕が最初に読んだ『村上春樹』。 それは198…