日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

無題 ( 2020 . 5 . 31 ) その2

無題 ( 2020 . 5 . 31 ) 

無題 ( 2020 . 5 . 25 ) 

草むしり。

些細なことなのに知らないうちに大きくなっていて、頭をぎゅうぎゅうと締めつける。 頭の中がくたびれてしまった。 脳の使い方を考えなければと思い、新しいことを学習している。それは復習と言ってもいい。人は大概のことは知っているのに気づいていないだ…

降っても晴れても、その16。 

岡田史子作品集。その第1巻。 今は亡き、レイハラカミこと原神玲から教えてもらった漫画家の作品集。愛蔵版として全2巻出ている。1992年11月30日初版分。 次は何を読もうかと本棚を当たったら、この2冊が目に止まった。で、寝る前に少しづつ読んでいたら、夢…

降っても晴れても、その14。 

その人の個性というものは、その時代、その場所、その環境で、形作られる。 あとはどうなるのかは人それぞれだが、いずれにせよあんまり無理しない方がいいように思う。 水木しげるの著作に『人生をいじくり回してはいけない』というのがある。 読んだことな…

降っても晴れても、その14。 

TVで他所のいろんな人の苦しい状況を聞かされる。 それを僕が聞いたって仕方がないなあ、と思って、違う種類の番組、または録画した何か、さもなければDVDやTouTube、CDやアナログレコードを見たり聴いたりする。 けっして暇つぶしにならないようにというの…

降っても晴れても、その13。 

映画『万引き家族』はずいぶん前に録画していたのだけど、ずっと見れずにいた。 『誰も知らない』と同じ匂いがしたからだ。子供の生き死にが関わる物語は、親には辛い。 他人事にはなれない。 見て、安心した。 おばあちゃんが死んだその後も物語は続いてて…

降っても晴れても、その12。 

うちのロバート・フランク『アメリカンズ』は、宝島社が発行の日本版。あんまり言われないけど、25年ほど前にはこんなバージョンもあった。 普段では得られないこの方向感覚を失うような「自由な時間」に、映画『万引き家族』を見たら、なかなかの気分を味わ…

降っても晴れても、その12。

ロバート・フランクのノヴァ・スコシアのポツンと一軒家の写真がかっこいい。 静かで何もない時間が、一番創造的な時間、そういうのに惹かれる。 たわいもないことが原動力、そこに人生の時間の中で見えたものが混ざり合って写真になる。 記憶と希望が写る写…

降っても晴れても、その11。 

ロバート・フランク 『 good days quiet 』が届いた。 品切れの一歩手前だったかもしれない。 間に合った感がある。 実物を手にすると、写真集としては小さめだけど、印刷と製本の方法はどこででもあるものではなくて面白い。 僕は普段、印刷機のオペレータ…