日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

今朝の写真、続き。

写真は見えるものしか写らないと知っていながら、 何かを表現しようというのは、どこか無理がある。 自分自身を写そうなどという考えは毛頭ない。 なりゆきの流れの中で撮った写真に、 ほんの少しの驚きがあればいいなと思う。 不確定なものを紡ぎ出し、何ら…

今朝の写真。

本の写真。

前回、通信がスムーズじゃなかったので、更新がをやり直します。 以下は、家で撮った写真です。 静物写真です。 自分の身の回り写真を撮ってもあまり気分が晴れないので、 すでにかっこいい本の写真を撮って、かっこ良さのお裾分けで、 勝手にこっちの気分を…

最近買った本を撮った写真。

『赤毛のアン』の高畑勲。

今回も長くなります。ちゃんと書こうとすると、長くなります。 僕の場合、「言う」のでは「書く」です。 反射神経が鈍いので、しゃべりは下手です。 お付き合いください。 また、高畑勲の『赤毛のアン』の第1話「マシュウ・カスバート驚く」を見る。 録画し…

夜明けの、青。

一昔前になってしまった写真を、今のに混ぜるのは、なんかイヤ。 今日撮った写真を、今作っているのにつなげて、膨らませたい。 ふだんから夜明けの山に出かけたり、近所を歩いたりしてきたが、 最近は街に出て、街そのものを撮るのが楽しくなってきた。 感…

勉強は、免れない。

世界で起きるあらゆること、良いも悪いもすべてのことは、1人の人の頭の中に存在するものだと、僕は思っている。 他人事として切り離すことができない。 キリがない思考の宇宙での方向感覚を決めるものは、まず生まれ育った境遇だろうけど、それ以前に、遺伝…

退屈からは、逃げられない。

退屈というのは、気持ちが乗らないことから来るらしい。 どれだけ機械や道具があろうと他人事でしかなくて、結局のところ、自分は埋められないで時間が過ぎるのを待つ。 ただ気持ちに任せて集中できる時間は楽しくて仕方がない。 ・・・・ということを、後に…

巷(ちまた)を撮る。

今回はちょっと長めの文章になります。 お付き合い下さい。 「アジェの写真=パリ」と同じく、「荒木経惟の写真=東京」と言っても問題はないだろう。 それは森山大道やホンマタカシでも、同じことが言える。 ほぼ ほぼ。 東京の「今」は写真そのものだ。表…

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以下、先週撮ったのの、残りもの。 残り物とは言え、優劣はないです。

穴埋め作業と、井戸掘り作業。

編集をしながら、足りないワンピースを撮っては、そこに埋めていく。 何か足りない? 何が足りない? それは頭では考えないで、足で考えることにしている。 とりあえず歩き出して、その時間のその場所に立って、「見えた」ものを撮ってみる。 「見えた」とい…

アジェをめぐる冒険、その3。

アジェの同時代にはラルティーグがいて、ラルティーグは華やかなパリの繁栄と自らの豊かな生活を写真にした。 反面、アジェは流行の波にも乗らず、当時でもすでに古き良きと言われそうなパリの街の「表面」を複写して回った。 そのまんまに写らない写真は、…

今朝。

一里塚、続き。

正月は冥土の旅の一里塚 めでたくもありめでたくもなし 一休禅師 これをすれば幸せなどと、単純には思えない、嫌味な思考が癖になっている。 ものには両極があって、それを思えば、単純ではいられない。 でも、単純でいられる術を知りたくも思う。 そんな感…

一里塚。

12 / 30 12 / 31 明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いいたします。