日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

現実も在るがままに直視すると無意味になる。

「あるがまま」という言葉が重要だった。 つげ義春いわく、夢はさらに無意味を実感させてくれるので、リアリティとは無意味によってもたらされるのではないか。 写真に写るものはリアルで無意味だから、「現実」が浮き彫りにされる。 それはウジューヌ・アジ…

現実を直視すると意味は無くなる。

つげ義春の漫画が自分の記憶から消え去ることは、この先もけっしてないと思う。 この前読んだのは、『李さん一家』。今はこれ。 つげさんは自分の作品から意味を無くしたいという。 作品を作りながら、意味は無くす、自分にはそんな経験はない。 シュールレ…

無題 ( 2019 . 10 .20 ) 

どうにかなるさ

どうにかなるさ、かまやつひろしの歌の題名から。最近、聴いている。 どうにかなるのか、どうにかなってしまうのか、天災に人災・・・・この世の中は、とニュースを見ていると思ったりする。 でも、なんとなく最初から分かっていたこと、という気もする。 そ…

観光写真、奈良公園にて。

台風19号のおかげで旅行は無くなったとはいえ、少しは旅行気分を味わいたい、だから奈良に行こうよ、と家族に提案して、案は採用・・・で、出かけた。 当然、写真は撮るのだけど、できるのは観光写真。 こういう場合いつも思い出すのは荒木経惟・荒木陽子の…

それはそれで幸せ。

三連休の旅行も台風のせいで結局キャンセルし、今日は一日中家にいた。 どうせ出られないならと以前から画策していた部屋の模様替えを家族に説明し、いざ始めたら、正午にはほぼ終わった。すっきりとした気分になる。 子供の年齢とともに家の中を変える。そ…

写真には、何が写るのか?

昨日の帰り道に見た風景を求めて、日曜日の今日、歩いてみると・・・・。

朝が来る。

目が覚めてTVをつけると、小津安二郎の『浮草』をやっている。カラーのやつ。 人の声を聞いて、ホッとする。 寝てる間の暗闇の中では、夢を見てても、心細いものだ。 5時を過ぎても、まだ外は暗くて、そのくせ涼しくもない。 表に出れば、蚊に刺される。落ち…