日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

そわそわ。

夜明けの撮影の帰りのバスは満員。 まだ午前8時なのに。 秋の京都は人が多い。 一度だけ見たことがあるけど、たしかに永観堂の紅葉は綺麗だった。 でも紅葉ひとつで人々が動かされるのは、なんか不思議。 みんな、じっとしてられない。 僕と言えば、昨日の夜…

作品を見るタイミング。

昨日の午後には相当疲れてたはずなのに、夜中に目が覚めるとその後が眠れない。 耐えられず、午前1時半ごろ布団を出て、部屋で『オードリーのオールナイトニッポン』を聴きながら、そして、机に積んだ本を眺めながら、出かける時間までの時間をぼんやりと過…

雨の降る日もあるでのう。

目が覚めて今日が休日だと思い出すまでに、しばらく時間がかかった。 午前4時38分。 少し寝坊したけど、夜明けには間に合う。 京阪電車に乗って「丹波橋」で下車。 しばらく歩いてから撮影を始めると雨が降り出す。 予報より早かった。 歩いていくうちに近鉄…

今日という時間の密度。

文章も一旦書き出すと、書いたことに収集をつけなきゃいけないので大変だ。 ただ、生きる上で自分の中から出てくる問題や課題をどうクリアしていくのか考えるのは、それは自然な流れである。 何もせずにはいられない。 ひとりの人間として。 今日お昼に初め…

言葉で表現するしかない難しさ。

今朝は雨だと予報では知ってはいたけど、布団を出て出かけるまでの時間、部屋にいるうちに雨の音が聞こえだす。 ザーッだ。 さっき見た夢が悪かったのは、きっと自分の心の状態に起因するところが大きい。 そんなこともあって、今朝はパニック気味の脳内を休…

秋の夕暮れ。

秋の夕暮れ。 赤信号を停止すると、目の前を、人が横断していく。 様々の背格好で、人ひとり分の服装をし、違った顔に違った表情。 ひとりで歩いていたり、ふたりだったり、グループだったり。 歩く速さも、歩き方も違う。 話したり、話さなかったり。 それ…

わかってほしい。

昨日の午後、吉増剛造×空間現代の『背』のインスタレーションを見る。 通りかかりに「吉増剛造」の名前が目に入ったので、ふらりとそのライブハウス『外』に足を踏み入れることにした。 以前から僕はこの場所のことを建築事務所か何かだと思って見てたくらい…

ここではない何処か。

休日、晴れて自由の身。 今朝は阪急「西京極」駅から歩き始め、おおよそ東に向かって撮り歩き、最後JR京都駅にたどり着く。 歩数は13,403歩、撮った写真は342カット。 なかなか良い。 光の色が良い日は、いくらでも撮れる。 もとから「京都を撮ってやろう」…

モノクロームの京都は、秋。

毎度。 今日、2度目の更新です。 気が収まらず、ブログを更新する以外に今日1日を終える術が見つかりませんでした。 upした写真は、今日午後に撮影した撮りたてホヤホヤの新作です。 すべて B/W で撮ってます。 撮る前から、そう決めてました。 なかなかよか…

わかんねえだろうな〜は、松鶴家千とせのセリフ。

今朝も京阪の始発電車で座席に座ってウトウトしていると、神宮丸太町駅にて METORO の帰りであろうアナログやCDを裸のまま抱えたヒップホップの4人組が乗ってきて、楽しそうに話している。 若くて声もでかい会話の中、ひとり口数の少ない人がいる。 向かいの…

若松孝二『寝盗られ宗介』を見る。

午後、家に帰ってから途中まで見てた若松孝二監督『寝盗られ宗介』を最後まで観る。 よかった。 原田芳雄が、芸達者で爽快な人柄の、一座の座長役をやってて、見てて気持ちよい。 とりわけ『愛の讃歌』を舞台で歌うシーンはグッときた。 つかこうへいの原作…

その場の「空気」の圧迫。

祝日の休日。 自由の身。 午前4時少し前に家を出る。 今日は電車には乗らず、南に向かって歩く。 「夜の街」を撮ることにする。 久しぶり刺激が欲しくなった。 撮りながら祇園に到着。 路地をウロウロしてると午前5時を過ぎてもあちこちからカラオケの音。 …