日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

もっと、真っ白け。

1月27日から3日間の帰省。 僕は滋賀県の最北、余呉町というところの出身である。 先日からの強い寒気により、今回はほぼ、除雪を目的に帰省した。 帰省した3日間のうち、一番雪が積もったのは最終日の今朝で、一晩に40センチほどの雪が積もった。 上はその時…

真っ白け。

寒気の到来は、京都にも。 昨日の夕方、薄暗くなってから降り出した雪は、あっという間に路地を真っ白にした。 ちょっと不気味な感じの光景は、映画『シャイニング』のラストの雪の中の迷路のシーンの「青」を思い出し、それはそれでカッコ良くも見えた。 カ…

ふらふら生きている。

今日は休日。 自由の身。 今朝のこと。 陽が昇るまでにまだ時間があったので、「お稲荷さん」でお賽銭を入れ、手を合わせる。 その後は西に向かって歩いた。 どこに行っても歩いたところにぶつかるので、立ち止まっては、前と違う方向の道を選んで歩き、写真…

明るくて寂しい街。

さっき見た「日曜美術館」のウォーホルの特集は良かった。 人隣を知らなければ見えてこなかったものを見た。 ウォーホルの真似をするつもりはないが、自分も弱さを抱えてなければ写真にたどり着くことはなかっただろう。 この先、何とかやっていけるだろうか…

時間に無駄はない。

昨夜、お酒を飲んだ後、久しぶり夜中の街を歩いた。 傘をさして、小雨の中を歩く。 カメラは持ってない。 ただ歩くだけの時間。 『必殺仕事人』の中村主水(藤田まこと)が番傘をさして歩く場面のような光と影の中に溶け込んで、うっすらコートが濡れるくら…

午後は、穏やか。

展覧会のための事務的な作業に追われて、今朝の撮影は中止。 作業は夜明け前から、昼過ぎまでかかる。 それでも何とか終わったので、喜び勇んで散歩に出かける。 自由をとり戻す。 家族代表、ひとりで、二ヶ所の神社へ「初詣」。 静かで穏やかな午後。 京大…

センチメンタルな京都。

そろそろ、このシリーズの撮影もまとめの時期に来た。 今朝撮った最初のカットは、ショーウィンドウを飾る『京都』という金の文字。 そんなんでまとめになるのか、と思いながらも、とりあえず、これはこれでちゃんと撮る。 五条通を川端から東山通りへ歩き、…

ドキュメンタリーと、散歩。

昨夜から始めた写真展に関する事務的な作業で頭がいっぱいになってしまった。 午前3時に目が覚めてもからも、どれから手をつけようか気になってしまい、今朝は夜明けの撮影をやめにする。 本当に展覧会のステートメント文章を書くのが、僕は苦手だ。 すでに…

ノー・アート ノー・ライフ。 

上の写真は、昨日の午後に撮ったもの。 天気がいまいちで、光の色もよくなかった。 撮りながら歩く途中、岡崎・蔦屋書店で、ルイジ・ギッリの『PUGLIA.TRA ALBE E TRAMONTI』という写真集を見る。 好きな写真を見た後は自分の目が変わって、その後の風景の見…

引き返す。

暗い空。 歩道の脇に立てられたニコンの支店の時計を見ると、4時50分。 ここまで歩いては見たものの、やっぱり引き返して、家に帰ることにする。 今朝もいつも通りに支度して家は出たのだけど、どうにも、これから写真を撮ってやろうという気力が、湧いてこ…

旅は近所から。

あけましておめでとうございます。 「2023年」で、「令和5年」。 最近は数字を常に意識してないと、すぐわからなくなる。 とくに「令和」の方は、勤め先の仕事でもあまり使わなくなっているから忘れやすい。 自分が今何歳なのか怪しい時もあるし、人並みに数…