日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

さまよいたい!!! 彷徨いたい!!!

きれいだと感動したものを撮ればいいのかというと、そんなことはない。何か引っかかるものがないと。ありきたりのコード進行では駄目なのだ。そんなことを思いながら歩いた。歩くのはよい。前進しているから。進んでいれば、思いもしなかった何かに出会える…

空振りと、絶倒。

すぐそこに山は見えるのに、立ち入る事はできない。 みんな会社の敷地や家の柵や、立ち入るべからずの立て看板でふさがれている。街の自然とは厄介なものだ。 歩いても歩いても全部空振りに終わる。別にいいや、こんなインスタント自然写真、撮る気もねえや…

忘れるだろう。

電車を乗り継いで3時間のたどり着いた街で、何を撮るのかと探し歩く。 河、山、向こう岸に見える滝、河原に捨てられたエロ本、閉鎖された旅館の門、それらは大した手応えもなくフィルムに収まって、これで終わりなのかとうな垂れる。 線路の下、トンネルをく…