2017-01-01から1年間の記事一覧
「それでもやれ」、「見返りはない」。『挑発する写真史」(平凡社)P.184から。
平凡社『挑発する写真史』(金村修 ・タカザワケンジ 著)が面白い。違った方向から写真史を見ることができる。 これまで、よく分からなかったウジューヌ・アジェの写真も、今は面白く見れる。 また新たにアジェの写真集を買おうかなと思ってたら、偶然今日…
アジェは50キロを超えるカメラをかついでパリの街を歩き、撮った写真は8000枚だという。今は、軽くて、陽が落ちて暗くなっても自由に撮れるデジカメ時代。楽がいいのか悪いのか。結局やってることは、いつもと変わらないんだけど。
いつだったか見た虹。 そして、今日の京都タワー。 夕方にはクリスマスカラーにライトアップされてた。そういうのは、撮らない。 今週は眠る前に、平凡社の『挑発する写真史』金村修・タカザワケンジ著を読んでいる。 そして、アジェの写真集を眺めている。…
1. 2. 3. 1. 2. 雑誌『SWITCH』1994年1月号。 古今亭志ん朝特集。写真は繰上和美。当時の僕は、たまたま他の理由でこの本を買ってのだけど、23年後、新たに興味を持って読むことができた。残しといて良かった。3. 家から外に出る気も湧かない日曜。 じっくり…
次なる何かを得たいと思ってひたすら歩いて撮っているのだけど、果たしてその何かとは何なのか、考えても何とかなるものではなく、結局は目の前に見えたものを撮ること、それのみだ。書店で見たシャーロット・コットンのナントカという著書の帯に『写真は魔…
歳をとりだすと夜もゆっくり寝てられない、すぐ目が覚めてしまう。といっても家族が寝ている手前、自分だけが布団を出ることもできないし、そのままじっとしている。 この時間が辛い。下手に考えてこんでしまうからだ。そんな時に僕は、あいうえお順に思いつ…
昨日の夜見てて、良いと思えた写真。
1. 2. 3. 4. 5. 6. 1. 今、自分にできること。 2. 鈴木理策著書『Mont Sainte Victoire』から、僕の好きな1枚。 3. 4. 5. 6. 左京区吉田界隈。
オリンパスのデジカメ「E-P1」のズームレンズが使えなくなり、新たにフジフィルムのデジカメ「X100F」を購入。 実際撮ってみた。 テレコンバージョンレンズをつけて、50mmの画角で。撮れた感は、まだ、得られない。 やっぱり慣れるには時間がかかる。
たまに浮き上がって、ほとんど沈んで、という日常。
台風21号の雨が降る。昨日の夜、ふと写真を順番を考え始める。中途で止められず、最後の1枚まで順番を決めた。 まずまずだ。ずっと眺めて構成に無理がないか、確かめる。 でも、眺めすぎてもわからなくなるので、ほどほどにして布団に入る。 しばらく眠った…
ホントの山中の田舎の風景は、誰も見たくないのかもしれない。 人の悲しみは物語になっても、出口の無いわびしさは誰も見たくないのかもしれない。
古谷実の漫画『わにとかげぎす』がドラマ化されて、また原作を読み返し、その続きで『ヒメアノール』も再び読んでみたら、これが凄かった。 初版を読んだ当時は『ヒミズ』以降の焼き直しみたいな印象を持ってしまったけど、それは間違いだった。隣りで子ども…
よくチェックするサイトOne year of booksで、AUTO PHOTOという写真集を知り、早速購入。内容的には、車をモチーフに撮られた様々な写真家の作品を集めたもので、見応えあり。 うーん、なるほど。写真家の個性というのは、こうやって表れるのかと思うと興味…
1. 2. 3. 4. 5. 6. 1. Eテレ『新日曜美術館』のワイエス特集のTV画面を撮る。公民権運動の記録フィルムから。2. ふと考えが起こり、今あるキャビネプリントを並べてみる。 今すぐ、どうこうしようというわけではないのだが、過去撮った写真に何が写っている…
夜中の1時に目が覚め、そこから朝までうつらうつらする。 やけに静かな午後。台風はなかなかやってこない。 意識がぼんやりしてる。 何をやっても乗れない気分は、やっぱり嫌なものだ。ワインを買って飲む。
毎朝、子安観世音という地元では誰もが知ってるお地蔵さんの前を通る。たしかそれは、鎌倉時代からあるらしい。バイクの信号待ちでその前に止まる時などは、心の中でおはようございますと挨拶をする。返事はない。2メートルくらいのそのお地蔵さんは、何も言…
ウォルター・ベッカーが9月3日、死去したというのをレコード屋さんで目にした。最近、スティーリー・ダンを愛聴している自分としては、う〜ん、だ。遠いにしろ近くにしろ、誰かが亡くなる度に人の一生の意味とは何なのか、と考える。でも意味なんてたぶん、…
『ひとりで生きてくなんて できないと』都はるみの『大阪しぐれ』の歌詞がことあるごとに、頭に浮かぶ。 子どもの頃に耳に入った演歌が今も離れないのは、そこに真実らしきものがあるかららしい。 そして、その度に、「無理なんだな、やっぱり」と思う。 人…
夏らしいことは何にもできなかったけど。
六波羅蜜寺の向いに、細い路地を見つけたので入ってみる。長屋風の玄関が並ぶ奥は、廃屋のトイレがあった。 それはとくにいい写真にはならなかったけど、それをきっかけに撮るリズムが生まれた。 それからは、いろいろ歩いた。気持ちが在る間は電車などで移…
なりゆきで、留守番をしている。家族と一緒に出かける気が失せてしまった。 落語を聞きながら、プリントするネガを選び、その選んだネガをデジカメで撮り、ついでに家の中も撮ったりする。