日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

アジェをめぐる冒険、その2。

「アジェをめぐる冒険」などと、タイトルをつけてしまったが、 これは村上春樹の『羊をめぐる冒険』からきている。 「冒険」とは大袈裟だった。あとで気がついた。 アジェの最晩年、 マン・レイによって『シュルレアリスム革命』誌に写真が掲載された際、ア…

untitled 12 / 27

アジェをめぐる冒険、その1。

荒木経惟という写真家の存在を知ったのは、20歳の頃。 教育テレビ(現在のETV)で放送された篠山紀信の『近未来写真術』を見たのがきっかけだったと思う。 数年後、『センチメンタルな旅・冬の旅』を購入する。 当初は、写真的な感覚ではなく映画的な感覚で…

続コロナウィルスと、写真。

「続」と掲げるほど、たいした内容の文章にもならないと思うが。 コロナウィルスは写真に写るか?というと、人の顔を半分隠す「マスク」が写り、街から人数が減った風景が写る。 とりあえずは、それぐらいしか思いつかない。 今日の休日はお昼には外に出ない…

コロナウィルスと、写真。

コロナウィルス感染、今日は京都で81人。帰省自粛の声も上がりだした。 この話題はあまりしたくなかった。 それでも、この時代を写す何かを「見る」必要だってあるのではないか、と考えだしたりもしている。 遅いくらいか。 コロナ禍にて。 休みの日、僕は大…

くだらない。

日曜だけど免許を更新するため、朝早くに出かける。 午前10時には自由な身となり、歩き出した途端にSDカードの空きがなくなる。 すぐに購入し、再び歩き出す。 17,276歩で、437カット。考えないで、考えて、量だけを撮るには撮った。 質はどうかというと、う…

何もかも、何にも。改

前回の更新をやり直します。 いろいろ考えてはみるけど、結局はいつもの路地をくまなく歩いているだけで、そんなやり方で果たして何が撮れるのか、という疑問は常に自分の中にあるし、同時にすぐ忘れてもしまう。 どうであれ、自分の見えたと思う瞬間を信じ…

何もかも、何にも。

12月6日は、14,988歩。351カット。 いろんなこと考えても、結局いつもの路地をくまなく歩くだけで、果たして何が撮れるのか、という疑問は常に自分の中にあるし、同時にすぐ忘れる。 自分の中に、荒木経惟が、森山大道が、ホンマタカシが、東松照明が、植田…

日向と、日陰。

趣味は、掃除。 目の前の世界が明るくてきれいだと、それだけで進む方向が変わる気がする。 ビートたけしの師匠の深見千三郎という人は「トイレはきれいにしろ」と教えたらしい。僕の頭にも残っている。 戦争を経験した映画監督が戦争をモチーフにした作品を…

untitled 12 / 1