日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

地道に抵抗して、気分良く。

下が、今度の写真展のDMです。 二つ折りした状態で、150mm×106mmのサイズ。 4月に入ったら配布するつもりです。お知らせします。 今日午後、上がってきたプリントの展示の準備を始める。 湿度で写真がベコベコにならないように、保護用のバックシートを貼る…

我に帰る境界線。

昼間がせわしないだけに、家で音楽を聴くのが楽しい。 レコードの片面だけとか、1曲だけとか、わずかな時間の音が滲みるのである。 キャロル・キングの You've Got a Friend の始まりのピアノの音。 音楽が静寂されると、こっちも静寂する。 シリアスに歌が…

冴えろ、直感。

一昨日だったか、勤め先から疲れて帰ってきて、カバンから弁当箱やら作業着やらを出して片付けていると、気づけば頭の中で『ギャートルズ』のオープニングの歌が流れている。 ♪ゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴン・ゴーン・ゴーン・ゴーーーーン♪ってやつ。 …

なんにも言えなくなる前に。

理論や理屈を書き出すと、そのつじつま合わせに気を取られて文章を書く楽しみが失われ、もともと面白いかどうかもわからないものが、さらに何の味もなくなるのだ。 前回に書いた文章も、人に理解してもらえるかどうかもわからない代物だった。 でも、書かざ…

楽しい孤独。

画家は子供を目指す。子供の頃に描いた絵を目指す。 「描く」ことは気持ちの表れだ。 描きたいように描く、後先考えずに。 そうありたい。 共有なんて考えない。 共有という言葉が大嫌いだ。 常識の言葉で表せる範囲の、浅くて、薄っぺらなことなど、欲しく…

次のこと。

4月の個展のタイトルは name is kyoto です。 読んで字の如く、京都の街をモチーフにしてます。 その撮影も先日終了して、さあ、次はどうするか? というタイミングで昨日滋賀県立美術館に足を運ぶと、突然滋賀県民の血が湧いてきて、途端に写真を撮る対象と…

滋賀県立美術館は、初めて。

午後、滋賀県立美術館に行く。初めて。滋賀県出身なのに。 JR琵琶湖線、瀬田駅から美術館までの往復を歩きながら撮影。 そして、企画展『人間の才能 生み出すことと生きること』と、2つの常設展を見る。 常設展のことは全く考えになかったけど、これが良かっ…

懐かしい未来。

4月の個展の展示写真を選び、ラボへのプリント注文を済ませて、気持ちも一段落する。 1年と4ヶ月くらい続けてきた夜明けの撮影も、一段落させる。 ギャラリーの方で作っていただく個展のDMも校正が終わり、もうすぐ印刷会社に場所を移す。・・・などと他人事…

風が強い日。

ARTISTS' FAIR KYOTO 2022を見る。知り合いの現代美術作家から招待状をもらった。 35歳までの若い作家の展示会だけあって、盛況だった。 ただ、51歳の僕にはすでに見えている世界が違うらしい。会場の騒がしいさと展示の仕方もあってか、面白味はあっても伝…