日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

小さな自分に何が撮れるのか。

今朝も大阪の新世界を目指す。 御堂筋線の大国町で下車して南に向かって歩き出すと、さっそく先週歩いたのと同じ景色に出会った。 よって、歩道橋を渡り先週の逆方向から通天閣を目指すことにした。 いつもの如く、自分の気の向くままに歩いているから、その…

それらしきは、それではない。

前回の大阪の続き。 高架下を抜けると前に見えるビルに掛けられた垂れ幕には、「西成から覚醒剤を追放しよう」の文字。 「西成」という町の名前と「覚醒剤」。 その瞬間、僕はここに何を撮りに来たのか、考えて込んでしまった。 人間の匂いの強い街という印…

1日で、1,000枚。

朝、3時半ごろに家を出て、5時の始発電車までは三脚を立てて近所を撮り、そして大阪に移動。 地下鉄を乗り継いで、たどり着いたのは「新世界」。 上の『新世界連合会』という字面は何か別のものを想起させますが、「新世界」は通天閣とかビリケンさんのある…

確信はないが、写真は写る。

昨日の午後と、今朝の写真。 四条通りの東華菜館横の路地を入ると黒い人影のようなのが一瞬目に入ったけど、次の瞬間、何もない。 そういうこともあるかもねと思いながらそのまま歩いて、当ても無く撮って回る。 7/15 宵々山の人ゴミとその他を撮って、634カ…

瞬間の欲望と、現実の残骸としての自分。

休みの前夜に祇園祭の歩行者天国に集まった人たちを撮ってしまうと、その後の連休二日間は惰性に陥る。 ピークはすでに通り過ぎてしまった後に何がやってくるのか。 昨日、7/15(土)の夜明け前、午前3時過ぎに家を出て、河原町通りを下がり、四条通りまで歩…

祇園祭のホコ天、ジェットストリームアタック。

帰り道。 面倒臭い心を押さえて、とりあえず駅に向かうと駅構内はすでに人が多く、そんな風景を目にすると、途端にやる気が湧いてきた。 祇園祭の歩行者天国。 宵々山。 人を撮るには、一番高揚する日。 とりあえず、Mサイズ650円の生ビールを飲んで、人ゴミ…

歯医者さんからの帰り道。

FUJIDAI RECORD FAIR vol.5 に行った日は何も撮ってないかと思っていたら、藤井大丸の最上階で上の写真を撮っていた。 レコードフェア開催のフロアを探しているうちに最上階で見つけた景色。 カメラを出して撮って、すぐに鞄に片付けたから記憶から消えてし…

その時のこと。

昨日の午後、FUJIDAI RECORD FAIR vol.5 に行って、LP( 12インチ )のレコードを3枚買う。 ジミヘン『レインボーブリッジ』と、RCサクセションの『ハードフォークサクセション』、そして 藤圭子『知らない町で』。 とくに藤圭子はジャケットは素晴らしくて、…

あえて抵抗しない。

本日は休日。 自由の身。 久しぶりに夜明けの微かな光の中で写真を撮りたくなり、午前3時半ごろに家を出て、駅までの道を三脚を立てて撮影する。 駅近くの商店街は、毎年恒例の「七夕祭り」・・・の開店前の風景。 シーンとしている。 その後、コンビニでお…

附に落ちるところ。

今日の写真は、先日大阪で撮ったやつの残り。 写真を展示をしてみないかというお誘いを受けて、先日の夜、友人のカフェにて、実際に作品を置いてみながら、展示のプランを話し合った。 日頃の搬入の際はあまり時間がかけられないのがほとんどで、あらかじめ…

眠い。

午前5時、今朝も大阪へ。 京阪京橋駅から歩き始め、そのまま高架沿いを行き、淀屋橋駅を経て、阪急梅田まで歩く。 通る路地こそ違えども、ほぼお馴染みのコースで、撮った写真は506枚。 午前9時発の河原町行きの特急で京都に戻る。 大阪の街は朝から人が多い…