日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

坂本龍一『未来派野郎』は、33年ぶり。

写真集を販売してます。 shop または、ホホホ座浄土寺店 にて。 実家に残してきたレコード 坂本龍一の『未来派野郎』を京都に持ち帰り、昨日聴いた。 33年ぶり。 当時10代半ばの僕の耳と違って、50歳を過ぎた今の自分の耳には、この音楽は少々うるさく聞こえ…

帰省からの帰省。

お彼岸の帰省。 春以来ぶり。 あんまり帰らないと故郷が意識から遠退いていく。 それは自分のためにもよくない。 家の裏にある畑の写真を撮りながら、今後の生活のことを想う。 日常の日々は忙しく、数年後の生活の準備など遅々として進むはずもなく、先送り…

小津安二郎『東京暮色』は、失敗作ではない。

この前の日曜、録画してた小津安二郎『東京暮色』(1957)を観た。 小津作品の中では異色で、とにかく暗いとは聞いていたから、興味はあった。 が、観るのを先送りしていた。 ふと、映画の冒頭だけでも観ておこうかと思って再生したら、そのまま最後まで観てし…

考えるのが仕事。

台風独特の天気。 唐突に風が吹き、時折雨が降る。 雨粒が細かい。 昨日と同じで、今朝も土砂降りになることもなく、ひとまずの撮影をすることができた。 タオルと傘をカバンから出したり引っ込めたりしながら写真を撮り、夜が明けるまで粘る。 京都市左京区…

台風と南座。

もうすぐ 京都にも台風がやってくる予報だけど、時折吹く風は強めという以外、今朝はまだ変わった様子はない。 午前5時ごろ通り雨が降りはしたが、折り畳み傘を広げて撮影を続けた。 ちょうど祇園を歩いていた。 でも今朝は "The Kyoto" を撮る気力は全くな…

気持ちよさが失われないように。

大竹伸朗 NHK BS ドキュメンタリーからの、冒頭の言葉。 「無責任」に 創作とつながっていることは ことのほか気持ちいい 無目的かつ無意味 無責任であることは 創作の本質とつながっている 手を動かしながら ふとそう思う * 昨日の更新のタイトルを「その…

その人の役割。

写真集を販売してます。 shop または、ホホホ座浄土寺店 にて。 宇宙。 四角く黒い闇の横に並んだ二つの星は、「清明神社」と刻印されている。 ちなみに、この宇宙はSECOMに見守られている。 今朝、撮影した1カットめである。 なんでもないものが、自分には…

ETV特集の「消滅集落の家族」を見る。

録画してた ETV特集『消滅集落の家族』を、さっき見終わった。 * どんな人が、どうやって、暮らしているのか。 どんな人ならば、それは可能なのか、僕の関心はまず、そこにあった。 でも、本当にそれは可能なのか? という疑問は、実際のところ、よくわから…

生きるのは、不安定。

昨日、4回目めのワクチン接種。 だから今も身体のあちこちが痛い。 けど、発熱はなし。 今朝は4時過ぎに家を出て、久しぶりに京阪電車・出町柳から5時ちょうどの始発に乗る。 七条駅を過ぎて電車が地上に出ると、すでに空が明るい。 少し慌てる。 「東福寺」…