日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

2021-01-01から1年間の記事一覧

嵐山。

京阪電車を四条で阪急電車に乗り換え、さらに「桂」で路線を乗り換え、「嵐山」に到着してもまだ辺りは暗い。駅前のコンビニでコーヒーを買って外に出ると、雪が降り出した。 寒い。 土地勘もないまま、歩き出して渡月橋。 桂川を渡って、雪の中を撮って歩く…

淀にて。

予定の時間より寝坊する。 2本遅れて、5時41分発の普通電車に乗り、淀で下車。 駅前に出てしばらくすると、空が青くなり始める。晴天。 淀といえば、京都競馬場。駅からすぐ。 競馬には興味はないけど、風景としては好きな場所。 でも決め手がなく、関係ない…

映画を2本、観る。

昨日は帰りが明け方近くだったので、正月休み初日の今日は、夜明けの撮影は休みにした。一日中家で過ごす。 録画してた映画を2本、『バベットの晩餐会』と『リバー・ランズ・スルー・イット』を観る。 『バベットの晩餐会』はデンマークの映画。何の知識もな…

年の瀬。

用事は近所で済ましたかったのだけど、スニーカーを買おうとしたら在庫なし。 勢いが治まらず、三条に出る。人多し。 人も空模様も年末感が、何だかすごい。そんなことを思っているのは自分だけなのか? スニーカーの在庫はあったが、店員の対応が素っ気ない…

雪が積もるかと思ったら。

予報では、京都市左京区は今日は1日中雪マークがついていたから、翌朝外に出ればそこは白い風景?と思ったら、そんなことはなく、ただ寒いだけ。時折り、チラついてはいたけれど。 いつもの通り京阪電車の始発に乗り、どこで撮影しようか迷った結果、先週行…

休日の人生。

勤め先から帰って、自分の部屋の風景を眺めると我に帰る。 表面的な言葉の付き合いは、それが必要だからということで無理もないが、その反面、自分にとっては心が枯れていく気分になる。休みの1日をその流れのままで過ごしてしまうと、心は循環されないまま…

月。

今朝は京阪電車・観月橋駅で下車して歩き出す。 むかし来た時の記憶をたどるつもりが、まったく目の前の風景と合致しない。まだ夜のような街をさまよい歩き、やがて宇治川に出る。そのころには夜も明けはじめた。 向こうの山の稜線からほんの少し上に、大き…

本を探し、映画を3本。

昨日、ロニ・ホーンのポーラ美術館での個展の図録が欲しくていくつか書店を探したけど、見つからなかった。その道すがら、小林紀晴の『深い沈黙』という写真集を見つけたが、予備知識も何もない衝動買いになってしまうので、とりあえず保留ということにした…

仕事は無責任。

人を食い物にしないとは言ったが、綺麗事にも実際はなれないのが写真でもある。 どこまでやっても、どこまで有名になっても、自分のエゴが全ての発端だ。 やらなくていいことを、わざわざやっている。 そして、やってほしいという事を僕は全くやってない。 …

映画と、写真。

今朝は京阪宇治駅から。 到着してもまだ夜は明けないので、紫式部像の横で時間をつぶす。10,585歩で211カット。 最近は電車を乗り継ぎしないと、夜が明ける前に自分の「範囲外」の街に行けない。 1年前と比べると、自分の中の「近所」の範囲が広がってしまっ…

市川準の映画。

少し前に「市川準」の本が出てるのを書店で見つけたのだけど、未だ手に入れてない。 映画を本で読むのは、あまり気が進まない。本編を観る方がよほど良いと思う。音楽も然り。 一週間前にBSで『トキワ荘の青春』を録画して観たとこで、初めてではなかったの…

いつも通り。

地下鉄東西線・太秦天神川から歩き出して、前に一度入口まで行った小高い丘を探してみる。 JR花園駅近くの線路沿いで、雙ヶ岡(ならびがおか)を見つける。 森に入ると、なかなかな坂道。 斜面の途中で撮影していると、いきなり背中に大きめの犬が飛びついて…

「ビートルズの曲の全部入ってるやつ」のアナログを聴く。

今日は、今朝と午後に合わせて25,955歩を歩き、320カット撮影。 午後はレコード屋さんに立ち寄るのが目的だった。撮影はそのついで。 気づかないうちにビートルズの新しい映画『ゲットバック』の影響もあるのか、この数日考え、思い立ってビートルズの全部入…

里帰り、その3。

歩いていて出会った樹の写真。 里帰りした時は、何をどう撮るか、どこに行くかを、ぼんやり考えてから出かける。 そして行った先での「見えた」を探し、それをどう撮るのかを考える。 でも、これでよかったのか? という疑問がいつも残る。 撮ってすぐには判…

里帰り、その2。

里帰り、その1。

日曜日からの三日間、久しぶりに家族そろって、田舎に帰った。 田舎で写真を撮る。 今の実家は生家ではなくて。 生家は今の実家のある村より、二つ奥の村にあった。 この三日間は、その村で撮影をする事にした。 今の自分には、他所を撮っても意味が無い気が…

ファントム・オブ・パラダイスに、ゲットバック。

このごろ、ここで書いている言葉は、自分でも判別できない、うわ言のような言葉をぶちまけているのかもしれない。 元々、はじめから価値ある言葉などはなく、人それぞれが日々どう暮らしているかで、その言葉は輝いたり色あせたりするものだと思う。 ただ人…

あいまいさ。

言いたいことを上手く口にすることができない。毎日。 言いたいことと言ってしまうと主義主張っぽくなってしまうが、そうではない。 そうじゃないんだ、ということ。 あいまいさをなくし、そこから先のことは切り捨てたという言葉には、どうやっても勝てない…

今日でおしまい・・のつもり。

とにかく、撮ろうと思っている。撮るしかないのだ。 虚しさを押し殺し、自分の中の理由だけを通し、振りかえることもなしで、写真を撮るのだ。 結果的な話だけど。 そんなもんだ、人の社会なんて。 素(す)に戻るのも悪くはない。 はじめから、ノリを無視し…

西へ。

今朝は、太秦天神川駅から歩き出す。 嵐電の線路に沿って歩き、そこから斜めに走った路地に入ると、もう方向感覚を失ってしまう。おおよその土地勘もないから、落ち着くこともなく、心の定まりも無いまま、ただ歩き回る。 始まりはいい予感がしてたのだけど…

鞍馬から牛若丸がいでまして。

今朝は鞍馬に行った。 一度、街とは逆の方向に行ってみるのもいいだろうと思ったのだ。 叡山電車、終点「鞍馬」。 下車すると、黒く沈んだ山の稜線と青空の対比が美しい。 そして寒い。 川にかかった木の橋を渡るとツルッと滑る。霜が降りている。 鞍馬に並…

ハッピーでなければ、いけないのか。その2

夜明けの撮影が物足りなかったから、午後にも撮影を続けた。 目的があって出かけたけど、撮りながら歩き出すと、バスに乗る時間ももったいなくなる。 結果今日一日で、23,716歩歩くことになった。 その割には撮った数は、230カット。 内容的にも物足りない。…

ハッピーでなければ、いけないのか。

笑顔の写真を撮らなければいけないのか? あんまり、作りたくないなあ。 自然であることを望みたい。人にも。 「自然」を見習って。

文化の日、昼間撮った写真。

毎年恒例、百万遍で行われる秋の「古本まつり」の風景を撮った写真、それの全カット。 絵本を2冊買った後、サッと撮って、サッと帰りました。

文化の日、今朝撮った写真。

徒歩での撮影の終着点を「京都駅ビル」にすると、気分がいい。 旅の気分が味わえる。 今朝は修学旅行の中学生の団体を見た。生徒の多くはキャリーバッグを転がしている。今時は大人の旅の感覚と変わらない、制服姿以外は。 写真を撮る時は、ほんの少しでも旅…

雨。

京阪電車から東西線に乗り換え、終点の太秦天神川で下車する。 この駅は初めて。 地上に出ると辺りはまだ暗いので、さらに右も左もわからない。 それに雨が降っている。予想外だった。傘も持ってない。 小雨だったからとりあえず歩き出したけど、そのうち雨…

やりたいことを、やりたいようにやればいい。

写真の展覧会をやりたいようにやったのだけど、 終わってしまった後ともなれば、自分の部屋が帰ってきた作品で埋めつくされる。 現在、僕の部屋はこのままではどうにもならんという状態なので、スチール棚を手に入れた。 これで再始動できる、かなぁ。 作品…

やりたいようにやればいい。

10月24日。久しぶりの大阪へ。 目的は、『ボイス+パレルモ』展。 ヨゼフ・ボイスはともかく、パレルモは名前すら知らない。 それがいざ見てみると、パレルモの作品の方に共感することになる。 評論家するつもりはまったく無いから、下手な説明はしない。 久…

自分のやりたいことをやればいい。

そして、休みの日。

写真展が終わって初めての休みの日、いろいろやりたい事、やらなければいけない事、つまり「用事」がいろいろとあって、昨夜そのことを考えていると、ほんの少ししか眠れなかった。 始発の京阪電車に乗って、今朝は「伏見稲荷」で下車する。 雨上がりの空模…