日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

見えたが、ある時。ない時。

近所の風景をくり返し撮るというのは、 同じ場所でもその時によって違った風景に見えるからである。 そこに在る物は何にも変わらない。だけど何かが違って見える。 その見えるという瞬間が、たまらなく面白い。 ほとんど、病気。

時間を写す。

ちょっとそこまでの散歩のつもりが、青い空に浮かぶ白い雲を目にすると素通りできなくなり、それを撮ったら、続けて撮りだして、中途半端には帰れなくなり、結局二時間ほど撮って回ることになった。 なんとなく今日は撮りたくない気分だっただけに、気分を変…

長浜、琵琶湖。その3

余計なことは考えなかった。「見えた」と思うことがたくさんあった。 「青い光」が、自分の撮りたいもの。

長浜、琵琶湖。その2

家族と一緒に旅行や帰省して、自由な行動ができる時間、それが早朝の撮影を始めるきっかけになった。車で田舎に帰れば、地元の知らなかった場所も事細かに見ることができる。 名所旧跡が目的でない自分にとって、何でもない風景の中に潜む何かを見つけるには…

長浜、琵琶湖。

帰省の際の撮影は、山に向かわず、街に向かった。 何となく、山には行きたくなかった。迷いに迷った。 レンタカーをあちこちに乗り回した。

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題材。

さっき、「何を言うかよりも」と書いたけど、何を言うのかも、ちゃんとしてないといけない。それは確かだ。 何をどう表しているのか、それを探るのも楽しい。 例えば、つげ義春や鈴木清順なんか。 「何を」がわからなくても、無性に魅かれる。

どうやって。

ネタバレということを問題にはしない。問題は、語り口。 噛めば噛むほど味わいが生まれる、そういうのが好みだ。 その文章が何を言っているのかよりも、どう書いてあるかでそれを楽しむ。 その他、表現ならば何でも、そう思う。 それは娯楽だけど、単なる娯…

メシ喰うな。

『メシ喰うな』という歌が、時々頭の中で流れる。 目が覚めた今も、気づけば流れていた。 『メシ喰うな』という歌は、INUというバンドの、町田町蔵の、今は町田康という人の作詞作曲の、1981年の音楽。 それが意味もなく、時々、頭の中に流れる。

・・・写真を撮る。

夜中二時すぎに目を覚まし、しばらく布団で じっとしてたけど、三時すぎに起きてしまった。 ヘッドフォンをしてTVを見る。気がつけばドキュメンタリーばかり見て、朝になった。 頭が整理できていないままなので、朝食の後何から始めてれば良いのか。 とりあ…

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無意味な意味。

コロナウィルスと台風10号の日曜日。 部屋で退屈すると、稲川淳二の怪談話を聞くのが習慣になっている。 この方の話は、人生訓の様相もある。お人柄がにじみ出ている。好きだ。 しかし一日中家にいると、大概頭もおかしくなる。心と体がかみ合わない。 じっ…

沸々と。

夏の雲がモクモクしている。台風前。 Theピーズの『Theピーズ』というアルバムが聴きたくてタワーレコードに行ってみたが、それだけなかった。 「ビ」ではなく「ピ」の人たちの音楽が、また輝いて見える。 でも無いなら、仕方がないか。 シャツに汗がしみる…

お地蔵さん、まで。

先週撮ったのの残り。