日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

2013-01-01から1年間の記事一覧

展示する、新作。

故郷にて、廃校になった小学校での、芸術祭。 芸術村IN余呉と銘打って、開催してます。そんなわけで、僕も参加し、新作を展示する事になりました。 広い教室に、たった6枚の展示ですが、自分では上手く仕上がった気になってます。展示する場所のおかげでしょ…

読む、カポーティー&カーヴァー。

近頃は、カポーティーやら、 レイモンド・カーヴァー。ホコリがかぶったのを読んでいる。 昔読んだことも憶えてなくて、でも今になって凄いと思うだなんて、結局何にも読んでなかったのか? 当時。村上春樹氏は、こういうところでも功労者。 海外の作家の紹…

untitled. 8/24

地図を眺める。実際、車で走った道から、知らない道に入っていく。 未知の場所、風景。しだいに、人里離れた場所にむかっていく。 そのさびしいような、ワクワクのような、ドキドキの感情。昔、その場所には確かに人が住んでいた。 どこからか流れ着き、そこ…

8月17日 午前5時

それから。2

音楽を聴くための予備知識なんて必要ないと思いながらも、 読めば、その音楽の聴き方をさらに深まり、好意的にもなるし、抜け出せなくもなる。 しばらくは、圧倒されるしかないんだな。

どうしようもない、『岡村靖幸』

どうしようもない。ユリイカ七月増刊総特集・岡村靖幸。こんなの読んだって、どうしようもない。『岡村靖幸』!!!圧倒的にかっこよくて、魅力的。 音楽聴いても、DVD観ても、その度に気持ちが入り込んでいく。 そんな人についての、いろんな方々の好感をも…

No Name 7/7

休みの朝、朝顔一輪。家事は好んでやる方なので、朝、とくに休日の朝は元気。 部屋の中の蒸し暑さをキレイさっぱりとぬぐい去る。お昼、そばやでエビス。その後、ABCでコンバース。でも在庫はなくて、取り寄せの、後日自宅着になる。夕方、昼寝。あんまり眠…

本を撮る、手塚治虫『ブッダ』

どこまでもドア

出かけて困るのは、トイレの問題。 それさえなければ、人はすごく自由になる。いつも、そう思う。ふらふら、思いのまんま歩いてても、どこか頭のすみで、トイレのことを考えておく。 心配性なら、なおさら。そんな時のコンビニは助かる。 で、入ったら、「す…

それから。1

本を読んだからといって、 その後、何か変わったということはなく、ただ、うつうつと、時間が過ぎるだけで。 読後の心地よさ。 そんなのが自分という人に何か積み重なるのか、重ならないのか、よくわからない。 裏庭作り。 開け放った窓、昼の光が気持ちいい…

読んでいる。4 「村上春樹」

昼寝から目が覚め、意識もうつつな状態で、さっき読み終えた。昭和60年に発表された小説。それを平成25年に読む。放っといた本を、やっと読む気になって、読了すれば、それなりの心地よさ。 小説を読むというのはひとつの経験。経験とともに時間が過ぎていっ…

読んでいる。3 「村上春樹」

20年の歳月が過ぎても、本という「物」はその時間を感じさせない。 いつもそこに在る。今月の新刊! その中の安西水丸さんの1枚。 中心がなくて、無駄なものを削ぎ落とした1枚。 こんな感じのものに魅かれる。 ランゲルハンス島の午後 (新潮文庫)作者: 村上…

読んでいる。2 「村上春樹」

24年前、初めて読んだ「村上春樹」。 雑誌『アルバイトニュース』に連載された、短いエッセイをまとめたものの、文庫本。安西水丸さんの挿絵も、心地いい。 学生時代の引っ越しの話だとか、当時18歳の僕にはとても興味深かい1冊だった。 村上朝日堂 (新潮文…

読んでいる。1 「村上春樹」

買ってから、ずっと読まずに枕元に置いといた。上・下巻とも。ふと、それぞれ赤と緑にデザインされたカバーを取っ払ってみたら、 自然と読みはじめた。読んでいる本がある、という時間は、とてもいいですね。下は、僕が最初に読んだ『村上春樹』。 それは198…

何も写ってない、2

ひととひと

GW 突入。めっちゃ快晴。外で昼ご飯。 その流れで、公園で遊びいの、散歩しいの。 家では布団干しいの、岡村ちゃんのDVD観いいの。時間があって、部屋がきれいになって、それだけで何だかとても満足な日。 ライブ エチケット [DVD]出版社/メーカー: SPACE SH…

何も写ってない。

写ってるものが、絵になろうとしてない。 それが、写真を写真にしている。意味なんて何もないとしながらも、シャッターを切る。 意味を持たせることを拒否しながら、それすらをカタチに表している。無意味の意味。 おそらく、そんな感じ。

何度めかの春

京都市左京区北白川にて、また訪れる春。琵琶湖疎水沿いの桜並木は、とてもきれい。 通り過ぎる人の表情も、それだけで違って、にこやか。 平和だね。今日は、子供の入学式。 保育所を卒所した子供たちは、それぞれの学校へ通い始める。現代の子供と親をとり…

あの頃の町。

平成元年、というと1988年4月に1人暮らしを始めた街、京都市左京区北白川高原町の辺り。 それ以降、紆余曲折あり、現在、また同じ界隈に住んでいる。雨の降った昨日、散歩がてらに歩いてみた。 琵琶湖疎水沿いに北大路までの道。養豚場や、染色の工場も無く…

春がまたくる。

春がまたくる。 きびしかった冬がこんなに早く過ぎ去ってしまった。気分だけは、4月のよう。 生きてれば、きっと何かはある、はず。

untitled. 3/17

今朝はTV『僕らの時代』(オードリーの若林 、平野啓一朗、マキタスポーツの3人さんの出演)がとても面白くて、よい1日のはじまり。外を歩けば、種類によっては、桜も咲き出して、 空も青く、気持ちのいい日。今日の、京都市左京区北白川界隈。

untitled. 3/12

静けさ

騒々しい写真を撮る人もいれば、静かな写真を撮る人もいる。 それは写真家の生理から来ると言えば、たしかにそうだろう。自分の場合は、間違いなく静かだと言える。 とても自覚している。 自閉気味の性格だから、仕方がない。そんな自分には、もう撮れること…

橋をわたって。

最近出かけることが多い、京都駅周辺。 「イオンモール」に「ヨドバシカメラ」。 「無印良品」に「ユニクロ」「GAP」。楽に買えること、そして安さ優先の消費生活。お金なんて、どこにあるのだろう?河原町のBALは改築で、長期休館中。三条から四条河原町界…

夢のあと、夢の外。

息子の机を、購入。自分が入学した時代と、今は違うのだと意識しながら、 どんな感じに彼は育っていくのだろう。『 写真画報 』(玄光社MOOK)、購入。佐内正史氏の写真に、魅かれる。 ひさしぶり、やる気が甦ってくる。 写真画報 (玄光社MOOK)作者: 荒木経惟…

自らの錆

暇は暇で、何をするのか。 酔っぱらっていては、細かい作業など、できやしない。 悶々として、鬱々として。ああ、自ら出た錆をを吐き出すのは、楽しいのか、きびしいのか。という、休日。忙しかった平日をやっとのことで乗り越えて、 そのあげく、このザマだ…

夜のひかり。

過去の写真の再録。

過去の写真から、自分の好きなものを選んでの再録。4カット。

untitled. 1/27

何か、音楽を。

夕方家に帰って、何か音楽をと思って探しはじめると、 あれでもない、これでもないと迷ってしまって、 ああ、何にもないなんて気分になる。で、TVをつけてみても何だか違うし、で、消して。 もう一度、無音の部屋の中で、CDケースのタイトルを眺める。まずグ…