日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

3枚くわえて、2枚へる。

新たに3枚のプリントをくわえてみる。それが増えた分、それまでのから違うと思った2枚を省いた。 約50枚の写真を編集の順番にデジカメで撮って、ディスプレイ上で眺める。

やがて、愛おしい日常。

森と骨、その3

『森と骨』 酒井一貴(さかい かずたか)mamiya RZ67 90mm F3.5 フジPRO160 NS 120 F32 2015.3.22 撮影機械焼き・2Lプリント、3枚を構成。

森と骨、その2

森の日陰に踏み入ると頭蓋骨が転がっていた。はあ、そうか、と思った。その骨は前に見たのと違って黄ばんでいて、生々しさはなかった。 以前に出会った骨は、そこに倒れた瞬間が想像できるくらいに新しく、洗ったように真っ白な鹿の全身の骨で、確かに生きて…

untitled 4/11

欲望は、ボチボチで。

夜明けに近所を撮り歩いたが、それほどの手応えもなく、家に帰った。久しぶりフィルムで撮る自分の意識は固くなってしまったのか、全然ダメだった。陽が昇り、一瞬にして辺りの風景は変わってしまった。何も見つからなかったけど、仕方ない。昼。桜は人を高…