日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

夜が明けてからの写真を撮ることにする。

今朝のこと。 夜が明けるのを待つ間に雨が降り出したので、カメラを鞄から出さず、祇園の街はただ歩いて回っただけになってしまう。 弱気になる。 雨も止み、木屋町にてカメラを三脚にセットすると、途端にやる気が出る。人の目も気にせず、ゆっくり自由に撮…

ボーマン船長はモノリスに連れられていった。

前回に書いた、映画『2001年宇宙の旅』の続きを、もう少し。 ラストの部屋のシーンにまでつながる僕なりの解釈というか、印象を書き起こす。 BSの番組で「スターゲート」と呼ばれてたあの光のトンネルのようなものは、 宇宙の奥底のような場所にボーマンを連…

モノリス。

先週の休みは田舎で法事があったので、身も心も自由な時間はほとんどなく、写真は帰路の駅のホームで撮っただけ。 そして、今日は休み。 昨日まで仕事が忙しく全く余裕がなかったから、会社から帰宅しての「身も心も自由」の感は、とくに高い。 そんなわけで…

形のないもの。

今は、真夜中の午前2時。 外は風が音を立て、雨がざあざあと降っている。遠くで雷の音も聞こえてくる。 書きたいことは、何も見つからない。 あったはずだけど、今書くと嘘になる。 真夜中の時間は不思議だ。妙な心境になる。不安がつのる。 壁の向こうには…

untitled 3/8

ゴッホは昔から好きだった。

目が覚めたら、まもなく午前5時だったので、朝出かけるのはやめにして、映画『永遠の門 ゴッホの見た未来』を見る。 30年くらい前のティム・ロスがゴッホ役をやった映画と違って、この作品は耳を切り取ったり、撃たれたりするような痛い瞬間は映画には描かれ…

誰もかかってこんといて。

今朝撮った看板。ジミヘン好きは、即反応する。 そして今、ラジオではTethered Moonて人たちがカヴァーする『パープルヘイズ』が流れる。 ジャズの人が演奏するジミヘン、いい偶然だ。 NHKの聞き逃しで、もう一度聴こうと思う。 今朝は、7142歩で195カット。…

批評したって無駄。

『フェリーニのローマ』は良かったが、先にちょっとづつ見ていた『サテリコン』は、見るのをやめにした。 フェリーニが好きなら全部の作品、見なきゃならない、という必要もないだろう。 長いし、眠いし、というのもある。 『アマルコルド』や『ローマ』、『…