日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

除湿機の存在はありがたい。

玄関に干した雨ガッパは、乾いても次の日にはまた濡れる。雨ばかり。好きなレイモンド・カーヴァーの著書のひとつ『象』を一編づつ読みながらの一週間。読んで楽な話はまずない。ひとつ読み終えては、巻末に添えられた訳者村上春樹の改題に目を通す。その度…

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いつも自分に足りないことを思っている。自分が今とっている行動は何なのか、自覚したいと思う。意識が曇っている性で、目の前のことが一瞬何がなんだか判らない。そして後になって気がつき後悔する。自分はまさに窮屈な人間だ。 昨日、雨の午後、息子を連れ…

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昭和生まれ、当然の。

棚から取り出したDVD、鈴木清順『陽炎座』は、初めてちゃんと観れた気がした。凄いもんだ。もうこんな映画は生まれないかもしれない。と一旦は思う。けど・・・・・他と比べても何が新しくて、何が古いのか、わからない。今という時代と昭和生まれの「自分」…

音の無い風景

偶然、UAのラジオを聴いている。 誰も聞いていない音は鳴っていないのと同じか、という話題。ならば、誰も見ていない風景は無いのと同じなのか。以前、平日の電車の車窓から見知らぬ田舎町を眺めていたら、線路脇きの小学校のグランドで、生徒の子供たちが体…