日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

ゾクゾクする。






とうとう裏の空き地に家が建つことになった。
今朝から土台の工事を始めている。
作業の音を聞きながら、1人になった休日の家の中で、スチレンボードを置き、写真を並べた。

種類別にわけ、整理しながら、ぼんやり眺める。

ピンとこなければ、食器を洗ったり、DVDを見たりする。
コッポラの『カンバセーション』に引き込まれる。過去に見た記憶がポツポツと浮かんでくる。
ジーン・ハックマンの役柄のハリー・コールは44歳だったか。今の自分と同い年。

昨日、新たに23本、ネガ現像の発送をした。ゾクゾクする。
何を撮ったっけと思い返して、目の前の写真たちとつり合うか考えるが、よくわからない、実際見ないと。

ところで、昨日送られてきた雑誌『IMA』の新刊は、お金持ち写真ばかり。
誰のための写真なのか、ボヤケてしまう気がして。