日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

観光写真、奈良公園にて。

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台風19号のおかげで旅行は無くなったとはいえ、少しは旅行気分を味わいたい、だから奈良に行こうよ、と家族に提案して、案は採用・・・で、出かけた。

当然、写真は撮るのだけど、できるのは観光写真。

こういう場合いつも思い出すのは荒木経惟・荒木陽子の著書『愛情旅行』。陽子さんの面白くて、幸せな気分にさせてくれる文章と合わさった写真たち。良い写真。

う〜ん、でも僕は無名だし。

 

そうして迷った挙句、自分なりの結論は、「たくさん撮った中にふと垣間見えた《しじま》のような一枚、どこでもなく、いつでもなく・・・みたいなものが写ればいいなと、この先そういうものが結晶のように残ればいいな」、と望んだりしている。

 

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