日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

現実を直視すると意味は無くなる。

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つげ義春の漫画が自分の記憶から消え去ることは、この先もけっしてないと思う。

この前読んだのは、『李さん一家』。今はこれ。

つげさんは自分の作品から意味を無くしたいという。

作品を作りながら、意味は無くす、自分にはそんな経験はない。

シュールレアリスムの作品は好きだけど、自分に当てはめて考えたことがない。

ただ、写真に意味を求めていないところがあるにはある。

だって、写るのは現実でしかないから。

自己表現からは、逃れたい。でも自分からは逃れられない。

つげ義春にも私小説風の作品は多いことからして、その辺りのことは興味深い。

 

自分にとって短編作家の代表は、つげ義春レイモンド・カーヴァーです。