日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

田園写真、9 冬









上は、たぶん、3年前の写真だ。

実際の本番写真は、フィルムで撮っている。
1枚、いいのが残ったのだけど、撮った時にいいかもと思ったのは、よくハズレる。

頭で撮った写真は、大抵、すぐ飽きてしまうことが多い。
自分の心に収まるくらいのものは、どうもよくない。
「思いの外、よく撮れてる」方が良い。
頭が冷静になるまで、そして違った何かが見えてきそうなくらいになるまで、時間をおく。
そうして残ったのを、残す。

でも、わからないということで、結局、行ったり来たりを、くりかえすのだ。
それが、少しでも浮上すればいいなと思う。