日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

無自覚の旅





「わたしのように、かきたいことをかく、といった無自覚な詩作者のばあい、詩の体験はいつもさめたあとの夢ににている。」(詩とはなにか、吉本隆明詩集より、思潮社

本棚から、なんとなくの一冊をとりだして、気になる項目をひらいてみると、気になる言葉にぶつかる。
これって、すべての創作に言えることだし、もちろん写真にもおきかえることができる。

もやもやを、的確な言葉で名付けるというのは、目の前の世界を明るくしてくれる。

ご冥福を祈り、合掌。


吉本隆明詩集 (現代詩文庫 第 1期8)

吉本隆明詩集 (現代詩文庫 第 1期8)