日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

何度めかの春

京都市左京区北白川にて、また訪れる春。

琵琶湖疎水沿いの桜並木は、とてもきれい。
通り過ぎる人の表情も、それだけで違って、にこやか。
平和だね。

今日は、子供の入学式。
保育所を卒所した子供たちは、それぞれの学校へ通い始める。

現代の子供と親をとりまく状況は、いろいろ。
親は、時間に追われ、仕事に追われ、どこまでやれば我が子にとっての「十分」を与えられるのか、試行錯誤のくりかえし。
歯を食いしばって、状況を受け入れる。
生きることの苦みは、高度成長の時代とは、異なるものという気がする。

平田オリザ『わかりあえないことから コミュニケーション能力とは何か』(講談社現代新書
を昨日、読み終えた。
即、読みかえし始める。

近々、グループ展に参加する。
日々の生活の後ろで、微弱な創作の意識が、何とか続いてる。