日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

古谷実の『ヒメアノール』が凄かった。




古谷実の漫画『わにとかげぎす』がドラマ化されて、また原作を読み返し、その続きで『ヒメアノール』も再び読んでみたら、これが凄かった。
初版を読んだ当時は『ヒミズ』以降の焼き直しみたいな印象を持ってしまったけど、それは間違いだった。隣りで子どもが寝ている中、こんな危ない漫画を読んでていいのかと思いながら、止まらなかった。各話の扉絵のはまり具合が凄い。たまらなく好きだ。

でも映画化されてたのは知らなかった。




先日、マミヤRZ67が壊れて、部品も現存しないから修理もできないと返事が返ってきた。幸いまだ、マミヤ7が動いているからフィルムで撮ることはできるけど、シャッター音の小ささが何だか物足りない。そろそろフィルムも終わりか、と感じている。

そんなこともあって今日は、今までフィルムで撮った写真を引っ張りだしてきて、今現在、良いと思うものを並べてみた。

部屋が狭いから全部を一度に見ることができないけど、とりあえず一旦の満足感を得られた。古い写真も同列に見ることはできていると思う。もちろん、問題はそこからなのだけど。