日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

本を作る。その5








無駄を省いて174枚になった写真をさらに省いて現在、63枚。
結局ゼロになってしまいそうな、いや、してしまいそうな、吹けば飛ぶような凡庸な内容であることは間違いないのかもしれない。だがしかし、である。
その曖昧なのが日常ならば、撮る時に意味は考えない。だから、それだけなのだ。それだけなのに写真は面白いのだ。限りなくゼロに近いのに、絶対ゼロではない。

そんなわけで、ずーっと、僕は写真に困っている。
今まとめようとしているモノも、未だタイトルの言葉さえ見つからない。
削ぎ落としていけばわかるかもしれないと思って、やっている。
思考ではない、作業であることが大事。