昨日、同じ店でレコードを探すと、いいのを見つけた。
いや、前と同じだけど、昨日になって良く見えたのかもしれない。
ライ・クーダーのLP『チキン・スキン・ミュージック』をアイ・ガットした。
このアルバムでは六角精児の番組『飲み鉄』で耳なじみ『アイ・ガット・マイン』も聴くことができる。
そんなわけで、初耳の場合と2度目では、自分の聴き方も違ってくる。
曲が自分の思考のタンスにすでに収まっていて、作品の中にその音楽の機微が聴こえ始める。
そうなれば、音楽を聴くことは、ゆっくり風呂に浸かっているのと同じようになる。
さらに良いものであれば、何度聴いても忘れがたい味わいが生まれる。
それはライ・クーダーじゃなくても、人によっては映画『13日の金曜日』でも同じことが起こるだろう。
長い間、展覧会に関わってこなかった自分だが、ここにきて一度にふたつのグループ展の話が舞い込んだ。
8/15(土)~8/20(木) ヴォイス・ギャラリーにての企画展
『art in transit :THE FINAL』
それと、
8/14(金)~9/6 (日) haku kyoto にて企画展
『アートとTシャツと私』
以上、ふたつの展覧会に出品します。
たぶん、アイ・ガット・マイン・・・この先の良いきっかけになれば嬉しい。
ただ、それは私利私欲とも違う。
納まるとこに納まれば、といった感覚なんだ、本音は。
アマゾンで買った、ペンギンカフェ『Handfuls of naight』のレコードが今日届く。
できるだけ、人が作り出した良い「物」に囲まれて暮らしたい。