日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

どちらにしろ、生きなきゃなんない。

 

 

 昨夜、11時ごろに写真展の搬入が終わる。

  

 正直、大変だった。 作品の数が多いのである。

 自分が決めたことだから、文句は言えないが、心が折れそう。 妻の助けを借りて、何とか作業を終える。 

 

 ドタバタ劇の最中は、落ち着いて展覧会の中味のことなど考える余裕もなく、やっぱり何が何だか判らないままの状態で帰宅。 寝ても落ち着かない。

 

 今朝は午前6時ごろに起き、 YouTube を何本か聞きながらさらに二度寝し、その後起きてから家の表と裏の庭を掃除する。 草をむしり、箒で落ち葉を掃きとった。

 いくらか家の風景がスッキリして初めて、心が落ち着く。 掃除してる間は心を無にすることができる。

 

 

 

 

 良いか悪いか、取るに足らない写真なのか、他人に見せる場所に立って初めて、作った本人にも見えてくるものもある。

 そこでまた不安を覚えるのは避けられないことだろうが、僕は自分の小ささから目を背けてはならないと思うし、やってしまったことは、今更取り返しがつかない。 

 

 どちらにしろ、生きなきゃなんない。 そんなことを掃除しながら思いました。

 

 

 

 

 

 結局、展覧会DMに書いた作品点数300点よりは少し減らして、270~80くらいの写真を貼り付けました。

 それがどんな感触で他人の目に写るのか、・・・・それはまあ、知らんけど・・・なんでもないものが写真になるのってどんなことか、その辺りを楽しんで観てもらえると、写真を撮った本人としては嬉しく思います。

 ギャラリーで感想の言葉をもらえると、もっと嬉しいです。 とりあえず、気楽にご覧下さい。

 5月3日(水)13時の OPEN です。 よろしくお願いします。

 

 搬入の際には、記録の写真を撮ることなど、すっかり忘れてました。 今朝 up する写真は、昨日正午ごろに用事のついでに歩いて撮った写真です。

 

 話は変わるけど、

 WOWOW で先日録画したエリック・クラプトンの『レディ・イン・ザ・バルコニー』というのが、素晴らしい。

 これを見て、聴いてしながら作業をすると、とても心地が良い。 僕は『Believe in Life』 という曲が好み。 演奏の間にはさまれた映像も良い。 クラプトンって、指弾きだったんだね。

 僕がやってるのは音楽ではないけど、こんな感触のことが写真でできれば良いなと思ったりする。 言ってることが漠然としすぎだけど。