帰省した故郷では、とくにこれと言った出来事もなく、 撮るべき何かもよく判らず、ただ時間の流れに身をまかせてみた。グレーに沈んだ風景と、時間。 空っぽの気持ち。通り過ぎていく夏のにおい。ここにあるのは、日が昇る夜明けの時間ではなく、たしかに陽…
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