2012-08-17 陽が沈む。 帰省した故郷では、とくにこれと言った出来事もなく、 撮るべき何かもよく判らず、ただ時間の流れに身をまかせてみた。グレーに沈んだ風景と、時間。 空っぽの気持ち。通り過ぎていく夏のにおい。ここにあるのは、日が昇る夜明けの時間ではなく、たしかに陽の沈む時間の風景。 黄昏時の眺望。