日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

陽が沈む。




帰省した故郷では、とくにこれと言った出来事もなく、
撮るべき何かもよく判らず、ただ時間の流れに身をまかせてみた。

グレーに沈んだ風景と、時間。
空っぽの気持ち。通り過ぎていく夏のにおい。

ここにあるのは、日が昇る夜明けの時間ではなく、たしかに陽の沈む時間の風景。
黄昏時の眺望。