家を出るから、生まれた場所は故郷になる。
つまり自分にとっての現在ではなくなるわけだ。
家を出るには理由があり、その人にとっての必要、必然があってのこと。
もちろん、僕にもある。
18歳の時、進学をとっかかりとして、家出をする。
公的な家出。
出たはいいが生きるっていうのは大変で、紆余曲折、迷ってばかりの20年間だった気がする。
未だ自分の中に解決できないどころか、深刻、かつ直視しなければならない問題があり、それが自分の人生を窮屈なものにしている。
それがここのタイトルの意味なわけです。