日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

田園写真、2


家を出るから、生まれた場所は故郷になる。
つまり自分にとっての現在ではなくなるわけだ。

家を出るには理由があり、その人にとっての必要、必然があってのこと。
もちろん、僕にもある。
18歳の時、進学をとっかかりとして、家出をする。
公的な家出。

出たはいいが生きるっていうのは大変で、紆余曲折、迷ってばかりの20年間だった気がする。
未だ自分の中に解決できないどころか、深刻、かつ直視しなければならない問題があり、それが自分の人生を窮屈なものにしている。

それがここのタイトルの意味なわけです。