日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

行間におもうこと、光の景色。




夏の朝。
何かに気持ちがかられたような気になってはみたものの、
どうすればよいのかも判らず、ボンヤリとする。
お湯をわかし、お茶をいれる。
その間、少し人を想ってみる。
画になるような思いやりは、何もなく、ただうらやんでいるだけの自分に気づく。
時間とともに萎える気持ちと、
それには寄り添わないで明けていく、窓の外の景色。
蝉が鳴きはじめる。