2012-08-06 行間におもうこと、光の景色。 夏の朝。 何かに気持ちがかられたような気になってはみたものの、 どうすればよいのかも判らず、ボンヤリとする。 お湯をわかし、お茶をいれる。 その間、少し人を想ってみる。 画になるような思いやりは、何もなく、ただうらやんでいるだけの自分に気づく。 時間とともに萎える気持ちと、 それには寄り添わないで明けていく、窓の外の景色。 蝉が鳴きはじめる。