日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

フィルムを売って!!!












夜明けて5時ごろ、閉じたまぶたに光が透ける。
少しずつ、雷の音が近づいてくる。

激しい音、隣で息子が布団をかぶりなおしている。

日曜日。
早朝の二度寝は気持ちがよい。

午前9時ごろ、しだいに空が晴れてくる。雨上がりの陽差しは強い。
庭木の葉の陰がくっきり地面に写る。
それでいて、樹々の幹はしっとり濡れて、黒の部分はより深く、表皮の苔は緑に輝く。

フォルダーに残ったフィルムの残りで、それらを撮ってみる。

その際、レリーズがぽとりと抜け落ちてしまう。
ネジ穴がゆるんで、先っちょがはずれ、もうカメラのシャッターボタンに取り付けできなくなってしまった。
しばらく、もとに戻そうと試みたが、そういう構造に出来てないため、治せない。
消耗品と諦めるしかない。

午後、たまたま四条のカメラのナニワに寄って、その新しいのと、ついでにネガフィルムを買おうと思ったのだけど、ブローニフィルムの値段がバカ高かったので、全部止めにする。

今や、フィルムを買うなら、ヨドバシカメラか、ビックカメラ
京都ではそれしかない。

僕は結構買ってます。5本単位で。