日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

「秋の古本まつり」にてアラーキー写真集を手に入れる。







当ブログのタイトルを変更し、新たに出直します。

今日、京都市左京区智恩寺での「第40回 秋の古本まつり」に行きました。

門をくぐり、左の店から写真や美術関係の書籍を主な目的に見て回りました。
しかし、半分以上の店を見終えた頃には、書籍を手放すには手放すだけの理由があるんだなと、ややうんざりして、もう帰ろうかとあきらめかけた時、三蜜堂書店のブースで荒木経惟の写真集が6~7冊並んでいるのが目に入った。

見ると、今ではもう手に入りにくいタイトルが並んでいる。僕が買ったのは下記の3冊。

  『荒木経惟の偽日記』 1980 白夜書房
  『東京物語』     1989 平凡社
  『色景』       1991 マガジンハウス




いずれも、あの時、買っときゃよかった、と思った著作。
これを手放した方はとても丁寧に保管していたらしく、本の後ろには、購入した日と書店「京都書院」や「ふたば書店」という名前が明記してあった。京都書院の店舗懐かしいです。







くわえて、『東京物語』の方には当時、この書籍が雑誌や新聞に紹介された記事の切り抜きが挟まれていた。
その感じがとても嬉しい。

手放した方、ありがとうございます。あなたに変わって、これから自分が大事にします。