最近聴くのは減ったけど、キリンジが好きだ。聴けば「いいな」と、今も思える。
うっとりさせることが出来る、のは、その人のかもし出す力なのだろう。
音楽だ。音楽はうらやましい存在。人の心に寄り添う代表選手。
でも、心地よさは、それで人のすべてなのか?
悪者になる必要はないが、うそも簡単に混ざりそうで、自分などは意地悪感も欲しくなる。
ちなみにキリンジは意地悪だ。特に兄の方。良質の音楽に意地悪な言葉遊びが乗っかる。それが良い。
スタンリー・キューブリックの映画が好き、なのは、自分にとっての何なのだろうと思う。
恐ろしい世界だが、現実でもある。
世間にはそういう創造物がいっぱいある。それらはどういう働きをしているのだろう。
見れば、生きる苦難の共感をする。カタルシス。カタルシスを信じよう。