日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

本を作る。その1





問題は、自分にはその資質があるのか、どうなのかということ。
言い換えれば、他人にとっても価値あるものを自分は作り出せるのか。

このあたり前の、そして最初の壁となるものにぶち当たったまま、結果を得られないできた。
それにもかかわらず、20代の中ごろから20年以上の年月にわたって、自分は「写真」を続けてきている。






売名行為であるはずもなく、気づけば続けるしかなかった。
力不足は否定できない。

しかし、いくらかは「何か」が見えてきている気がしているし、(それは自分独自のものではなく、人並みの成長のひとつとして)、そして何よりも、今さら写真を辞める必要もないとも思っている。

だって、本人が損したとは思ってないのだから。